こんにちは!コモノハナポールタウン店、帽子大臣の高山です。
あっという間にもう12月!年の瀬です。
私は毎年12月末になると年賀状の準備で大慌てになるので…今年は早めの準備を心掛け…たい(>_<)
12月になると振袖の準備も大詰めになる方が多いです。
中でも多いのが、お手持ちの振袖をお持ちになって「雰囲気を変えたいんです」というご相談です。
確かに、小物を変えると全体の雰囲気はガラリと変わります。
中でもお顔周りの半衿を変える事によって、写真映えが全然違うんですよー!!
無地の白衿⇒刺繍衿
顔周りが華やかになっているのがおわかりいただけたでしょうか??
成人式、卒業式など式典で半衿のオシャレを楽しむ場合、刺繍が入ったタイプが望ましいとされています。
刺繍の半衿といっても様々なタイプがありますので、合わせる着物やなりたいテイストなどと合わせてみると良いですね。
花柄
振袖、袴の半衿で一番ポピュラーなタイプ。
可愛く、華やかにきめたい!!という方におすすめです。
白刺繍
白地に、白と金糸で刺繍しています。大人っぽい雰囲気です。
地味なのは嫌だけど、あまり派手すぎるのも…という方にオススメです。
卒業式、入学式で着物を着るお母様にもぴったり。
レース
最近人気のレース刺繍を施しているタイプ。
「可愛い~!!」と悲鳴をあげちゃう衿がたくさんです。
和洋折衷なモダンテイストは、レトロ風デザインにもよく合います。
黒衿
襟元を黒くすると、個性的でキリリとした雰囲気が漂います。
刺繍がたっぷり入った物を選ぶと、地味にはなりませんよ。
他の人と同じコーディネイトじゃイヤ!という方にオススメ!
幾何学模様
半衿は華やかな柄だけではありません。
市松、うろこ、七宝などなど…日本古来の幾何学模様がオシャレに刺繍されたものもあります。
振袖、袴でも遊びを入れてこなれた感じにしたい♪という方にオススメです。
このタイプはカジュアル着物にも使えるので、普段着物も着てみたい方も良いですよー。
以上、大きくジャンル分けをしてみましたので、半衿を選ぶ時の参考にどうぞ!
刺繍の半衿は、大正時代に広い層に広まったそうです。
手刺繍の高価な半衿はそれはそれは大事にされ、時には着物より高価だったとか。
男性はラブレターの代わりに女性に贈ったというお話も聞いた事があります。
日本人は昔から小物のオシャレを愛していたんだなぁと想いを馳せながら選ぶと、ウキウキ感もひとしおです。
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