目で涼を楽しむ。夏モチーフの生き物をご紹介!

こんにちは!コモノハナの高山です。

 

大分気温が上がり、暖かくなってきましたね。
寒がりの高山も、ようやくレースの羽織を着るようになりました。

夏が近づいてきてるって感じですね!!

 

コモノハナでも、夏にピッタリの小物が入ってきています。

とっても涼し気!

 

夏ならではのモチーフって意外と多いですよね。
春、秋、冬。それぞれの季節にも風物詩はありますが
夏物は特に、季節限定感が強い気がするんです。

 

今日はそんな数ある夏のモチーフの中でも
浴衣や夏着物によく使われる動物モチーフを
髙山の雑学を交えてご紹介したいと思います!

 

 

金魚

水の中をひらひらと愛らしく泳ぐ金魚。
爽やかなその姿は、まさに夏のイメージですね。

 

金魚は室町時代頃に中国から日本に伝来しましたが、
一般に広まるようになったのは江戸時代頃と言われています。

 

原産国の中国では、金魚は金運の象徴と言われています。
「金魚」「金余」という発音が似ているのだとか。

 

日本でも幸運を呼び込む縁起物として扱われています。

 

余談ですが、浮世絵大好き人間の高山のお気に入りの一枚はこちら。


歌川国芳「金魚づくし 酒のざしき」

 

江戸後期の浮世絵師、歌川国芳。
彼は動物を擬人化した姿なども好んで描いていました。
どことなくユルくて、動きが人間くさいのが何とも愛らしいんですよね~!
グッズも集めていて、一時期はスマホケースにこの子たちがいました。

 

 

 

 

千鳥

フワフワと浮かんでいるような千鳥たち。
千鳥単体では通年使える柄ですが、
波など水をモチーフとした柄と組み合わせると、涼しげで夏らしくなります。

 

千鳥は海辺によくいる鳥、チドリ科の総称と言われています。


夏に嬉しいかき氷の看板にも、千鳥が使われている物もあるんですよ!
ぜひ、探してみて下さいね。

 


ちなみに千鳥格子は、たくさん集まった千鳥を連想しての名づけだそうです。
英語圏では「ハウンドトゥース(犬の牙)」言われています。
鳥と犬。日本と西洋では捉え方がこんなに違うんですね!

 

 

 

 

夏の夜を彩る蛍。
とても幻想的ですよね。

 

夏のイメージの強い蛍は、秋草と一緒に描かれる場合が多いです。
あとは上の画像にもある芝草でしょうか。
静かな野原にぼんやりと蛍が飛んでいる光景が目に浮かびます。

 


ちなみに蛍が光る理由はコミュニケーション、威嚇、感情表現など色々な説がありますが
一番有名なのはオスがメスにアピールする求愛行動と言われています。
(種類によっては、メスがオスにアプローチする場合もあるみたいですね)

 

そこからでしょうか、蛍は恋愛成就のモチーフとしても知られるようになったと言われています。
その起源はかなり古く、平安時代頃からと言われています。
日本人は昔からロマンチックだったのですね~。

 

 

 

 

 

さて、夏におなじみの生き物柄を3つ、ご紹介させていただきました。
この記事で少しでも、夏気分を盛り上げていただけると幸いです。

 

また機会があれば、他の夏モチーフの事も語りたいですね~。
北海道の短い夏、色々な事に気を付けながらエンジョイしていきましょう!

 

 

 

***ニッポンのおしゃれは無限大***

 

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