高山の豆知識。クリスマスカラーの由来とは?
- 投稿日:2020.12.03
- カテゴリ: 小物について
こんにちは!コモノハナの高山です。
12月に入りましたね。
テレビでも、美味しそうなケーキやごちそうのCMが流れています。
今年はおうちクリスマスの方がほとんどだと思いますが、
それでもちょっとオシャレして、クリスマスコーデなんかしちゃうと
気分が上がるんじゃないでしょうか?
コモノハナでも、クリスマスモチーフの小物が!
クリスマスモチーフがこれでもかと詰め込まれた半衿。
サンタさんはぜひイイ位置に来るように配置したい!
リースやツリーの帯留。
キラキラ感がイルミネーションみたいでゴージャス。
パーティーじゃなくても、何でもないお出かけの時でも
季節のモチーフをつけるととても素敵なものですよね。
モチーフだけじゃなく
着物や小物にクリスマスカラーを取り入れてもいいですね!
こちらは髪飾り。
せっかくだから、いつもより華やかにしてみても◎。
クリスマスカラーは一般的に
赤
緑
白
ゴールド
を使われる事が多いです。
せっかくなので、色の持つ意味なども調べてみましょう。
お時間ある方、ぜひお付き合いください!
そもそもクリスマスはキリストのお誕生日。
なので、キリスト教ベースの由来になっています。
赤
赤はキリスト教にとって非常に重要な色です。
血になぞらえた最後の晩餐のワイン、マリア様の服の色。どちらも赤。
大いなる「愛」を象徴していると言われています。
ちなみにサンタさんと言えば赤い服!となったのは1930年頃、
コカコーラの広告がきっかけだそうです。
意外と新しいんですね。
日本でも赤い色は魔除けとして知られています。
例えば神社の鳥居や…還暦のちゃんちゃんこでしょうか。
「赤ちゃん」という言葉からも、活力あふれるイメージですね。
緑
リースに使われるヒイラギ、ツリーのモミの木。
どちらも一年中緑の葉を落とさない、常緑樹です。
こうした事から、緑は「生命力」「永遠の命」を表しているそうです。
何故ヒイラギ?と思われた方…ヒイラギは魔除けの効果があるそうです。
日本でもヒイラギを飾る行事があるの、ご存じですか?
節分ではヒイラギの枝にイワシの頭を刺して、鬼を追い払うそうです。
ちょっと共通点が見つけられて、嬉しい高山です。
着物の柄でも、松などの常緑樹は「長寿」の象徴となっています。
この辺りも、万国共通なのかもしれないですね。
白
雪をイメージさせてくれる白は、ホワイトクリスマスにぴったり。
キリスト教においては「純潔」「清らかさ」の象徴だそうです。
また、「平和」「始まり」の意味もあり、新しい年を迎えるのにふさわしい色ですね。
着物で言うと、花嫁衣裳の白無垢のイメージもそれでしょうか。
「嫁ぎ先の家風に染まる」という決意を表していたようです。
ちなみに白無垢は室町時代頃から武家の婚礼衣装として出始め、
同じく純白のウェディングドレスは1840年のイギリス、ヴィクトリア女王の婚礼から始まったとか。
同じ白の花嫁衣裳ですが、洋の東西で違いがあるみたいです。
ゴールド
きらびやかで赤緑白とも相性バツグンなゴールド。
「高貴」「豊かさ」「希望」などの意味が込められているようです。
クリスマスツリーのてっぺんに飾られている星もゴールドが多いです。
あの星はキリスト誕生の際に、馬小屋を訪れた東方三賢者を導いた星とされているそうです。
着物でも金箔や金糸などを使っている物は、
フォーマルなどのおめでたい時に使われる事が多いです。
ゴールドの持つ特別感は海を越えているんですね。
ご清聴ありがとうございました。
クリスマスカラーの由来や意味などを語らせていただきました。
途中で色々脱線しそうでしたが…
私はこういう豆知識とか雑学系が好きなんですよね~
よくお店でも早口で語ったりしています(笑)
それが高じて、と言うとアレなんですが…
毎月15日に
高山の雑学講座(仮)
の投稿を始める事になりました!
着物に関連する、知るとちょっと「へぇ~」となる。
そんな豆知識をつらつら語りたいと思います。
さて、話がめちゃくちゃ逸れてしまいましたが
今年のクリスマス、ご無理のない範囲で楽しんで下さいね。
クリスマス仕様の店内で、お待ちしております♪
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