魔法の一枚!帯揚で着物は変わります。

こんにちは!コモノハナ ポールタウン店の高山です。
最近はようやく涼しくなりまして、
着物姿でも過ごしやすくなってきた感じですね。
コモノハナのスタッフ達も、秋のおしゃれをどう取り入れていこうかと
あーでもない、こーでもないとトークに花が咲いております。

 

 

で、突然ですが間違い探しです。

この2つの写真、一つ違う物があります。
それはなんでしょうか?※構図とか表情ではありません!

 

 

答えは…帯揚です!


帯のすぐ上。着物と帯を繋いでくれる大事なパーツ。
今日は帯揚について語りたいと思います。

 

 

帯揚はいつからあるの?

 

発祥は江戸時代後期。当時は帯枕はなかったので
帯が下がるのを防ぐ役割をしていました。
”しょい揚げ”と呼ばれていたらしいです。

                     ※画:髙山

浮世絵なんかを見ると、図のように結ばれています。
現代のように綺麗に処理するわけでなく、本当に実用のみって感じですね。

 

現代の帯揚事情

現在の帯揚は、帯枕を隠すためのカバー的な役割をしています。
それだけではなく、色や柄で着物の雰囲気が変わる
重要なポジションの小物となっています。

 

どれだけ雰囲気が変わるのかというと…


若草色で明るい雰囲気。

 


柄物で少し個性的に。

 


柔らかカラーでしっとり正統派。

 

帯揚が違うだけで着物全体の印象も違いますね!

 

 

TPOに合わせた帯揚げ選び

 

着物に普段用、礼装用があるように、
帯揚げにもカジュアル、フォーマルが存在します。

 


光沢のある素材、ふんわりとぼかしが入った帯揚はフォーマル向き

 


マットな質感の素材、柄の入った帯揚はカジュアル向き

 

大きくわけるとこんな感じです。
この中間のようなタイプもありますので
あくまでざっくり二分してのご紹介となっています。

 

 

このように、なりたい雰囲気、着ていく場によって色々と楽しめる
見える面積は少しだけですが、その少しでガラリと変わるんです。

秋のおしゃれは、帯揚をポイントにしても素敵ですね!

 

 

 

 

***ニッポンのおしゃれは無限大***

 

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