菊を愛でよう。9月9日は重陽の節句。

こんにちは!コモノハナ ポールタウン店の高山です。

 

突然ですが、今日9月9日は何の日でしょう?

色々ありますが…

9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」です。

何それ??と疑問に思われた方も多いかと思います。

今日はそちらをご紹介いたしますね。

 

重陽の節句とは?

重陽の節句の始まりは平安時代に中国から伝わったと言われています。

古来中国では奇数が重なる日は縁起の良い日とされていました。

七草の節句(1月7日)桃の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕(7月7日)

に加えて「五節」とも呼ばれているそうです。

菊の花が咲く季節でもある事から菊の節句とも呼ばれた重陽の節句では、

菊の花を愛でながら花びらを浮かべたお酒を飲んで長寿を願ったそうです。

 

それはぜひ、やってみたい。

お店でお酒は飲めないけれど…

でも、コモノハナにはとっても美しい菊がたくさんあります!

せっかくの重陽の節句ですもの、一緒に菊を愛でてみませんか!?

 

 

華やかな振袖用の小物に、大輪の菊の刺繍は多く使われています。

 

豪華な刺繍の鼻緒も素敵。足の先まで揃えた

「菊づくし」もいいですね!

 

先のとがったつまみ細工は、菊をイメージしています。

剣つまみ、という技法で作られているんですよ。

 

今髪飾りで人気のマムは西洋で改良された菊です。

丸っこい形がとってもラブリーですね!

 

大人の菊柄もゴージャスでエレガント。

左の柄は「菊菱」という図案です。

 

今話題の風呂敷にも、菊柄はあります!

モダンな色使いは、お洋服にも合わせられます。

 

 

ふぅ~眼福。

お店の菊柄を集めてみました。

お楽しみいただけましたでしょうか?

私はとっても楽しかったです!!

 

 

そして今日の鯉沼さん。

帯に秋らしいこげ茶色の菊柄を締めています。

マスクもよく見ると乱菊柄…

「合わせてきたんですか?」と聞くと

「ふふっ ( ^^) 」と笑顔でした。

 

菊は古来から日本人に愛されてきたお花です。

邪気を払う長寿の象徴として、着物の柄にもよく使われています。

露には若返り効果があると信じられ、平安時代の女性は化粧品にしていたとか。

現実では秋から冬にかけて咲く花ですが、

上記の意味合いから季節を越えてお召しいただけるモチーフです。

 

皆様もお花の持つ歴史に思いを馳せながら

秋の着物姿を楽しんでみませんか?

 

 

 

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