投稿日:2015年05月20日

【札幌 弁護士コラム】顧問弁護士の仕事(1)

顧問弁護士の仕事はあまり一般に知れているとは言えません。顧問弁護士の仕事とはどのようなものでしょうか。

〇契約書関連業務

会社が業務を広げようと思えば必然的に他社との契約が必要となります。

それにも関わらず、新たな契約先との契約についてまで契約書をおろそかにすることはトラブルの原因になります。

契約について考えていないということは自社の経営に関するリスクをきちんと分析できていないということを示すことです。

売上げを立てられるというのは契約があってこそのものです。契約がなければ取引先は当然報酬を振り込んでくれませんし、契約がなければ家主は事務所を貸してくれませんし、契約がなければ従業員は働いてくれません。

このような観点から、取引先との契約、事業所を借りるための契約、従業員との契約を無視して事業を進めることはできません。

顧問弁護士はこのような基本的な契約から1つ1つチェックし、会社が誤った方向に向いていかないようにアドバイスをすることを1つの仕事としています。