こんにちは、荒木でございます。
金曜日からは東京を離れて一時帰札。
札幌の皆様にも東京オフィス開設のご挨拶をしてまいりました。
さて、そんなわけで東京200社(者)プロジェクトが絶賛進行中なのですが、とあるご訪問先でうれしい誤算が。
M&Aコンサルの会社ですが、そこの代表の方とは私(荒木)も2度ほどお会いしただけの関係。
それほど密な関係ではありません。
そこにパートナーの弁護士を連れて行ったので、当然、パートナーの弁護士とその会社の代表の方とは初対面。
そんな感じでしたが、だいぶ慣れてきた事務所案内についてお話しました。
M&Aコンサルの会社ですので、主要業務の中でも資金調達関係を端折って、M&A関係業務について説明を行いました。
次の予定もあることからなるべく完結にと思い、説明に要した時間は約10分。
一通り説明を終えて、質問でもあるんじゃないかと思って間をとったところ、代表がすっと口を開きました。
「ところで…」
瞬間、業務範囲のことや料金のことを訊かれるのではないかと思い身構えました。
しかし、予想だにしなかった一言が。
「○○さん(パートナーの弁護士)、社外役員やりませんか?」
はにゃ!?
文字通りわが耳を疑いました(汗)。
だって、私(荒木)がお会いするのも半年以上ぶりですし、社外役員の話してませんし、なんてったってパートナーの弁護士とは初めて会って10分ですよ?
それでもって話を聞いてみると全然変な話ではなく、上場会社(になる予定の会社)の役員のお話。
「報酬は安いんだけど。」と言われつつも、全然まっとうな金額(ちなみに私のやっている社外役員の報酬よりも全然高い金額(汗)。)。
全くもって想定外の出来事でした。
まだ現段階では本決まりではありませんが(株主総会で選任されなければならないため)、具体的に面談の日程も決まったようで、それなりに確度の高い話になりそうです。
そんなわけで、仕事として決まれば東京進出第1号案件。
幸先のいい出足といえるでしょう。
それにしても意外なことが起こるもの。
ただ、考えてみれば世の中想定通りに進むことのほうが少ないのかもしれません。
客観的に見てみれば、どこの馬の骨ともわからない札幌の弁護士が、M&AだのIPOだの小難しい商品性で売り込みに来ているわけです。
普通に考えれば、東京にはそんなことを扱っている弁護士なんて何人でもいるわけですし、そんなものはとうに間に合ってるはず。
じゃあ行く先々で私(荒木)が邪険にされているのかというと全くそうではありません。
もちろん、いますぐ何かの案件が決まることばかりではありませんが、好意的に受け止められているところが大半(だと信じてます(汗)。)。
そんな中で、場合によっては新しい弁護士に頼んでみようかとか、今の弁護士を変えてみようかとか、そんな話になっても不思議ではないでしょう。
総じて言うなれば、世の中、自分が思っているほど完璧にできているものでもありませんし、つけ入るスキがないわけでもありません。
やり続けていればいつか突破口は見つかるものですし、それは一定の確率で起こりうることなのではないかと思います。
そうだとすれば、客観的な分析云々よりもまずは動いてみることが大事。
そんなわけで東京200社(者)プロジェクトは間違ってなかったと確信した次第です。
【東京進出まで あと23日】