こんばんは、荒木でございます。
昨日は朝から顧問税理士事務所との法人設立に向けた打合せ、パートナー弁護士との打合せ、午後から顧問先様の個人案件の新規ご相談、別の顧問先様からの投資スキームに関するご相談、そこから夜まで社内規則等の策定となかなか密度の濃い一日でした。
さて、一部では既報ですが、東京オフィス設置のために入居を申し込んだ物件の審査に落ちてしまいました(!)。
当然通るだろうと思って見切り発車で印刷物等の発注もしていたため、結構ピンチの状態に(汗)。
急いで発注を止めたところ、何とか名刺と封筒は印刷をストップすることができましたが、事務所の案内資料は止められず、借りられなかった物件の住所が記載されたものが大量に送られてくることにorz
東京滞在期間の最初の仕事で、テプラ貼り(住所欄のマスキング)をやらなければならないことが確定してしまいました(涙)。
まぁ印刷物のことは仕方ないとしても、事務所が決まらないのは重大問題。
早く決まらないと弁護士会の手続もできなければ、登記手続きもできません。
ということで若干泣きが入りつつでしたが、Facebookにこの窮状(?)を訴えてみたところ、皆さんからの心配コメントが来るわ来るわ。
表裏合わせると物件のご紹介が10数件も!
こりゃ不動産屋さんに頼む必要ないくらいですね(笑)。
他にも「何かしら手伝いたいです!」とか「困難に負けず頑張って!」などと本当にうれしいお言葉も数多く頂きました。
考えても見たら、私(荒木)が自らの営利目的でやっているだけのことですので、周囲のみなさんからすると別にどうだっていいこと。
物件が決まらないのも事前の準備が足りなかったとか、調査が行き届いていなかったとか、色々な見方もできるわけで、別に私(荒木)が不運であったり、不幸であったりするわけでもない側面も否定できないでしょう。
しかし、こうやってご自身の利害に関係のないことで気を遣って頂いたり、あまつさえ具体的な物件の提案まで頂けたりするということは、「ありがたい」を通り越して「信じられない」といった感覚すら覚えています。
こうやってみなさんから暖かいお言葉を頂けるのが、私(荒木)が徳を積んでいたことによるのかはわかりません(あ、もしかしたら滝行の成果というのはあるかもw)。
しかし、ここまで関心を持って下さった一つの要因は、私(荒木)が「何か事を起こそうとしている」、以前の言葉では「渦を巻こうとしている」という雰囲気が伝わった結果なのではないかと思います。
そう考えてみると、東京進出というのはもはや私(荒木)が営利目的でやっていることを超えて、みなさんの期待を背負ってやらなければならないことではないか、とすら思えてきます。
もちろん、これは私(荒木)だけの思い込みや妄想や勘違いなのかも知れません。
ただ、そう思ってやってみることで、私(荒木)のモチベーションが上がるというレベルではなく「絶対にやらなければならない!」とすら思えてくるのであり、そのことで小さく巻き始めた渦が大きくなり、引いてはみなさんにどこかで還元されるタイミングが来るのではないかと思うのです。
そうやって思えたのは、入居審査が落ちるという出来事が発端になったというのは面白いことです。
「禍福は糾える縄の如し」ということなのかも知れませんし、ただの運だけではないのかも知れません。
こうやって逆境で試されることによって、「疾風に勁草を知る」ような体験ができる部分もありましたし、「地獄で仏に会う」という体験ができたようにも思います。
いずれにしても困難や苦難はそれだけで独立して存在するものではなく、何かしらの機会を与え、肯定的な解釈が可能なようにも思わせてくれるものです。
だからこそ、常にチャレンジを続けている人は失敗を恐れる必要を感じなくなるのでしょうね。
【東京進出まで あと40日】