こんばんは、荒木でございます。
東京事務所の物件がほぼ決まったはずだったのですが、ここにきて競合の賃借人が出てきたとのことで難航し始めました。
第二希望の事務所になる公算が高くなってきました(汗)。
それでも住めば都(住むわけではないですが)、ということで前向きに進めて行きたいと思います。
さて、東京進出のカウントダウンを始めたことで、このブログの更新頻度も多少は(汗)上がったのですが、ブログを書く理由というのは、実は結構難しいところがあります。
それというのも、ブログというツールは日記でもなく、ランディングページのような広告でもなく、音声や映像といった媒体とも性質の異なるものだからです。
まず、日記との違いでいうのであれば、それが内面的なものか外面的なものかの違いです。
日記は基本的に秘密が確保された中で書くものであり、その目的は内省であったり、自己の記録であったり、ということに主眼が置かれます。
これに対して、ブログは外部に発信されるものであり、否応なくその評価にさらされるものであって、純粋に自己の内面と向き合うツールではないという違いがあります。
次に、広告との違い。
以前はブログだけでも十分に広告宣伝は可能であった時代もありました。
しかし、これだけ広告が氾濫している現代において、単に文字情報だけを羅列するブログだけでインパクトを与えようとするのは非常に難しいことになっています。
また、目的の観点からも、単純に物を売ろうとする目的で書かれているブログというのもさほど多くはないでしょう。
さらに、音声や映像コンテンツとの違い。
これは人の五感に対してどのように影響するかの違いであると言えます。
現代では音声や映像コンテンツが氾濫しているのであり、文字情報とどちらが受け入れられやすいか、ということになると、完全に音声や映像コンテンツに軍配が上がる状況です。
このことを評して、文字情報による伝達を「足の遅いメディア」というような考え方も見受けられます。
一方で、音声や映像コンテンツは検索性や一覧性に欠けるという部分があり、その点では文字情報のほうが有利という部分もあります。
これらの比較をしてみると、なぜブログを書くのか、ということの論点が明らかになってくるように思います。
そうして考えてみると、私(荒木)を含め、私の周囲の方のブログの平均値を取るとすると、その目的は
「自己紹介をするため」
というところに落ち着いてくるのではないか、という結論に至りました。
もちろんブログにもいろいろな個性があるものですが、「すべては自己紹介である」という前提に立てば、理解が可能なように思えてきます。
例えば、
仕事の紹介ばかりしている人は、仕事ができる人である、という自己紹介をしたい、
食べたスイーツのことばかり書いている人は、スイーツに造詣がある、という自己紹介をしたい、
専門知識の解説ばかり書いている人は、専門的な知識がある、という自己紹介をしたい、
滝行のことばかり書いている人は、滝のすばらしさを伝える責務があると考えている、という自己紹介をしたい(笑)、
という解釈が可能です。
そう考えてみると、私(荒木)のブログでも長い長い自己紹介をしてきたように思えてくるものです。
ブログを読んで頂ければ付き合って大丈夫な人なのか判断がつくでしょうし、仕事を頼んで大丈夫かわかるでしょう。
そうしてブログを読んだ上でさらに歩を進めてくれるような方は、まず間違いなく友好的な関係が作れるものだと確信しています。
【東京進出まで あと56日】