投稿日:2023年01月16日

【札幌 弁護士コラム】勝てるフォーマット作りこそがビジネスの王道

おはようございます、荒木でございます。

 

今日は、午前中から既存案件での打合せ、午後から顧問先様のご相談、新規の遺言書作成のご相談、夜は若手司法書士との会食です。

 

さて、ビジネスを発展させるために必要なのは「反復継続性」。

実はこれに尽きるのではないでしょうか。

 

ビジネスの発展、すなわちスケールさせるためには、規模なり、数なりを増やしていくことが必要。

そのためには、顧客の拡大であったり、人員の拡大であったり、生産施設・販売施設の拡大が求められます。

ここで、一定の画一性がないとスケールさせることは難しくなると考えられます。

何となれば、その場その場での対応をしていくのはコストを要するためです。

だからこそ「勝てるフォーマット作り」が大切になってきます。

 

「売れる商品を作るフォーマット」

「商品を売るための広告フォーマット」

「商品の品質を保持する生産フォーマット」

「顧客を維持するためのカスタマーサービスフォーマット」

「内部管理を行うフォーマット」

「定期的な人材採用をするフォーマット」

こんなところが揃えば、企業として発展していくことは間違いないでしょう。

 

このフォーマットによるビジネスを発展させるための前提としては、「商品・サービスを絞ること」なのでしょう。

商品・サービスの種類が増えれば増えるほど、そのフォーマットがたくさん必要になってくることは言うまでもありません。

 

例えば、中華料理屋。

私(荒木)は、よくYoutubeで町中華の調理現場の映像を見ているのですが、本当に流れるように色々な料理を作っています。

ある意味では職人芸の部分もあるのですが、「火を入れる道具は中華鍋だけ」、「食材を混ぜるのは中華お玉だけ」、「調理時間は2分以内」といったような一定のルールがあります(見た感じですが。)。

この料理のラインナップにいきなりフレンチが混ざってくれば現場が大混乱するのは目に見えています。

中華料理という枠に特化しているからこそフォーマットが使えるわけです。

 

翻って、我々士業はどうか。

もちろん、「自動車の登録業務だけ」とか、「新築マンションの保存登記だけ」とか、「年末調整の対応業務だけ」といった特化型の事務所もあるでしょう。

弁護士でいえば「過払金だけ」やっていた事務所も一定数はあったのではないでしょうか。

しかし、基本パターンとしては、どんな顧客を対象としているのか明確にしていないところが多数ですし、多少は対象範囲の外でも案件を受けることも多いのでしょう。

ここが士業がスケールしない1つの弱点となっているのです。

 

かく言う私(荒木)が弁護士法人化にあたって考えていることの1つがここのところ。

 

弁護士法人化後は

 

「IPO」

「資金調達」

「M&A」

 

業務に特化し、

 

「会社の成長支える」

 

ことに集中していきたいと考えています。

 

業務を集中させることによって「勝てるフォーマット」ができ、フォーマットを増産していく予定をしています。

これは、これまで職人芸でしかなかったことを(誰でもとは言いませんが)多くの人(弁護士)が対応できる形で量産化するとともに、品質を高めていくことにつながります。

そして、結果的にはお客様に対してより大きな価値がご提供できるものと信じて準備を進めております。

 

まだまだこれから準備が必要なことはありますが、是非ご期待くださいませ!

 

【東京進出まで あと77日】