おはようございます、荒木でございます。
今日も一人で作業の予定です。
それにしても事務所で一人の作業というのは、はかどるものですね。
さて、今日は法人化後の業務について少しお話してみたいと思います。
毎度の質問ですが、弁護士というと、どんなイメージをお持ちでしょうか。
多いご回答が、「何かあったら助けてくれる人」、「紛争になったら出てくる人」といったところではないでしょうか。
これが、私(荒木)はボタンの掛け違いの始まりのように思っている、というのがいつもお話しているところ。
一言で要約すれば、紛争処理というのは過去の振り返り作業に過ぎないですし、何か起こってからではほとんど取り返しがつかないのが現実、ということです。
だからこそ、普段使いしてもらう存在でなければならないですし、重要な局面ではあらかじめ声を掛けて頂かなくてはならないと考えています。
そんなわけで、法人化後のテーマはずばり「企業が伸びるためのリーガルサービス」です。
具体的には、スタートアップ(IPO)支援、資金調達支援、M&A支援の3つが大きな柱になります。
スタートアップ(IPO)支援とは、できたばかりの企業のガバナンスやコンプライアンス体制の整備、資金計画を含む事業計画策定支援などを行い、ゆくゆくはIPO(新規上場)やM&Aによるエグジットまで伴走するという業務。
資金調達支援とは、第三者割当増資を行う仕組みを作るなど、企業の資金需要に応じた支援業務であり、エクイティとしての資金調達を実現する業務。
M&A支援とは、これまで一般的に行われてきた法務DD、契約書作成業務に加え、企業価値評価支援、FAからのアドバイスに対するセカンドオピニオン等取引スキームにまで踏み込んだ支援を行う業務。
…という感じなのですが、お分かりになりましたでしょうか(汗)。
相当に尖がった業務ラインナップですので、それぞれの分野に関わっておられないのでしたら、わからなくても当然の部分がありますのでご安心ください。
これらの業務は、基本的には東京を中心とした案件になることが想定されます。
しかし、私(荒木)の思い描いている構図としては、東京だけで完結する、又は東京が地方の会社を買収するなり、地方に進出することだけではなく、地方でもこのような業務に関する需要喚起をしていきたいと考えています。
まずは足元のところ一歩一歩、という感じはなりますが、こういったことをやりたいんだ、ということだけでも記憶の片隅に置いておいて頂ければ嬉しく思います。
【東京進出まで あと89日】