こんばんは、荒木でございます。
今日は朝から諸々の事務作業の一日でした。
年末年始休業といっても移動の予定を入れてしまうと、あまりまとまって時間が取れないものです。
当事務所も明日まで休業ですが、明日もがっつり業務をやりたいと思います。
(あ、そういえば年末ペンディングにした大掃除はどうしよう…(笑)。)
というわけで、今日は、短期、中期、長期の事業計画(定性的なもの)を作っていました。
数字的な部分については先日のブログに書いたとおり今のところはあまり重視していないのですが、これから詰めていくつもりです。
事業計画というのは、言うまでも企業における目標設定なわけですが、目標設定について悩む方も多いのではないでしょうか。
かく言う私(荒木)もその一人なのですが、一応は目標設定について勉強してきたところがありますので、少し考えを述べてみたいと思います。
そもそも、目標設定とは何のためにあるのか。
このことについて思いを致さなければなりません。
分かりやすく言えば、「目標があれば○○、目標がなければ××」という定式が成り立つとすれば、目標の存在意義が明確になります。
「551の蓬莱」みたいに言えば、「目標があるとき~!」「ないとき~!」的なものです(笑)。
(あ、関西の人しかわかりませんね。。。)
もちろん、最終的な目標が明確であり、そこに至るまでの道筋も見えており、ノウハウもある人であれば、精緻な目標を作り、それに向かってシコシコとやることをやっていけばいいだけなのかも知れません。
しかし、多くの人はそうではなく、どうなりたいのかもよく分からないですし、仮にそれを決めたとしてもどうやったらいいかわからないのが実際のところ。
だからこそ、「1億円欲しい!」「そのために宝くじを当てたい!」という「これ目標なの??」というところで思考が停止してしまいます。
それでは何の行動にも至らず、当然、目標は達成されないまま終わってしまいます。
(実際、初詣に行ったとき、大きな絵馬にそんなことが書かれていました(汗)。)
翻って、何のために目標を設定するか、ということを考えると、結局は「これまでと違う行動を起こすため」としか言いようがなくなります。
そうだとすると、行動変容させる力の強い目標こそ、目標設定の意味がある目標といえるのではないでしょうか。
そうだとすると、どんな目標を設定すればいいということになるか。
例えば、「朝6時に起きる」、「ブログを毎日書く」、「トイレ掃除を毎朝する」、「筋トレを毎日20分する」、「2日に1冊は本を読む」…といった目標はどうでしょうか。
何だか既に息苦しさが伝わってきますよね(汗)。
それというのも、これらは「must」や「should」ばかりを決めていて「やりたいこと」がどこにもないからなのです。
まずは「これがやりたい!」、「こうなっていたい!」ということが先にあるはずですので、そこを目標に掲げることが必要です。
私(荒木)には事業計画の何たるかがよくわかっていませんが、経営者ですらワクワクしないような事業計画ではおよそ社員がそれを見て動こうという気にはならないでしょう。
だって「must」や「should」ばかりに見えるのですから。
そんなわけで今日作った事業計画は、「前提条件なし!」、「制約条件なし!」、「基準は私(荒木)が楽しいと思えるかどうか!」といった完全な妄想みたいなものになったわけです。
この通り実現すると、弁護士法人はこうなり…、その影響力がこうなり…、法人の財産はこうなって…、私(荒木)の資産は…、私(荒木)の地位は…、と考えるとよだれがでそうになってきます(笑)。
でもそれで「これまでと違う行動」をするようになるとすれば、十分に目標の役割は果たしたといえるのではないでしょうか。
「言うのはタダ」ですので、みなさんも誇大妄想満載(!)の目標を立ててみるといいと思いますよ。
【東京進出まで あと90日】