投稿日:2023年01月01日

【札幌 弁護士コラム】新年のご挨拶に代えて:あえて年始に数値目標を掲げないという選択の理由とは

明けましておめでとうございます、荒木でございます。

 

いよいよ2023年が始まりました。

 

先日来書いておりますが、今年、アンサーズ法律事務所は弁護士法人化して、東京進出をします。

事務所を開設して以来、社外役員への就任や、別の団体の立ち上げはありましたが、事務所自体の大きな変革というのは実は初めてのこと。

遺漏なく準備を進め、スムーズかつ大きな一歩となるようなスタートを切りたいものです。

 

今年の年明け、私(荒木)はあえて具体的な数値目標などは掲げないこととしました。

これには理由がいくつかあります。

 

1つには、数値目標を掲げると、どうしても思考が結果に引きずられてしまいがちになるということ。

今年のように大きな変革があり、数字が読めないところで適当な数値を掲げるのは、却って柔軟性を失う恐れがあると考えました。

また、案外簡単に目標数値に到達してしまった場合に、目標を見失って緩んでしまう恐れもあるのではないかと思っています。

 

また、東京進出をいったような状況があるため、やることをやらなければならないというプレッシャーがあるというのも、1つの理由です。

数値目標というのは、極論すれば、自らに動機を与えるためのものですが、すでにやるべきことがあるという状況ではそれ以上に動機を与える必要性に乏しいものといえます。

だからこそ、あえて数値目標を作らないということを選択しました。

 

加えて、現在パートナーとなる弁護士との間で、事業計画を策定中ですが、まずは定性的な目標を握る、ということが大事だと考えたという部分もあります。

単に数値目標を掲げるとすると、売上げ、利益、顧客数など、どうしても経済的なものによってしまうことが避けられないでしょう。

それよりも大切なのは、何のためにこの弁護士法人が存在し、誰に、どんな価値を提供することを目的とするのかを明確にすることが優先課題だと考えています。

 

そんなわけで、何となく緩い感じで始めているように思われるかもしれませんが、数値以外のことを緩まずやっていくという意図があるわけです。

 

今年は本当にチャンスがやってきた年だと思っています。

例年以上に厳しく、緩まずやっていく所存ですので、みなさまからのご指導、ご鞭撻を賜れればと存じます。

今年も1年、よろしくお願いします!

【東京進出まで あと92日】