投稿日:2022年12月19日

【札幌 弁護士コラム】あの夜、俺は多くのことを学んだ

こんばんは、荒木でございます。

 

今日は、朝から行政処分対応の打合せ、社外取締役を務めるエコミックの取締役会等、午後から新規のご相談、夕方からオンラインセミナー参加、夜は道外のコンサルの方との会食と盛りだくさんな一日です。

まさに師走真っ只中といった感じでしょうか。

 

さて、世の中に「変わりたい」と思う人は数多くあれど、「人が変わる」というのはそう簡単なことではありませんね。

人が変わるためには、大きな事件があるか、日々の積み重ねによって少しずつ変えていくしかない、と言われています。

 

大きな事件、というのもいくつか類型化されているところがあり、

 

大病

戦争

投獄

逆縁(子に先立たれること)

 

といったものが挙げられることが多いかと思われます。

 

大病というと、名経営者と言われる人のエピソードに多く見られますし(松下幸之助氏、稲盛和夫氏などは若い時に結核を患っていたなど)、病を患って心境が変わったという話もよく耳にします(「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」の著者である井村医師の、「世の中が輝いて見えだした」という話など。)。

 

戦争に関しての例は枚挙に暇がないでしょうし、政変があった時代では投獄によって考え方が大きく変わった(変えられた)ということも首肯できるものです。

子を持つ親であれば、子を失う衝撃たるや何者も及ばないことでしょう。

 

このようなな強い衝撃を受ければ、何らかの心境の変化が生じるのは不可避なこと。

ただ、それはある意味では事故的な側面を持つのであり、自分でコントロールできるものではありません。

そして、それが必ずしも人生を好転させる変化なのかも定まったものではないのです。

 

だからこそ、何らかの変化を自らに起こし、自らの人生を開こうとするのであれば、目指すべき方向を定め、それに向かって日々の積み重ねを行って行くよりありません。

 

しかし、それを志向するのも簡単ではありません。

それは、人は飽きっぽいのが生来的な特徴であり、1つのことを長続きさせるのはそれなりの感情と仕組みが必要になってくるからです。

(このブログが休み休みになっているのをご覧頂いていればよくわかりますよね(苦笑)。)

 

ここで特に大事になってくるのが、感情です。

人は感情が動かなければ、行動に移すことが容易ではありません。

一方で、感情が大きく動いたときには、行動の大きな原動力になるものです。

上記のような大きな事件があった時に人が変わる、ということにもつながってきます。

 

例えば、漫然とダイエットをやり始めるのと、「あと5キロ痩せなければ1年以内に動けなくなりますよ。」と医者から言われてダイエットを始めるのとでは、モチベーションが全然違いますよね。

だからこそ、何らかの「感情の変節点」とでもいうべきポイントを多く持つことは、新しい行動のきっかけを作ることになり、ひいては自分を変えることにつながってくるわけです。

 

…それで、タイトルと何の関係があるんだ、という声が聞こえてきそうです(汗)。

 

私(荒木)はご存知のとおり、まぁまぁ(?)飲むわけですが、飲むと当然ながら酔うわけですね。

そうすると感情が大きくなり、感受性が豊かになる(??)ので、「感情の変節点」ができます。

そして飲んだ日の夜は、大きく変わろうという意識が高められることも少なくありません(いや、ホントなんです(汗)。)。

それを学びと気付きのエコシステムに取り入れていることが、私(荒木)の原動力になっているように思っているのです。

 

「あの夜の学びを、未来に活かす。」

 

そんな意識を持って、酒と仕事に向き合っている今日この頃です。

 

※本ブログは特に飲酒を推奨する趣旨のものではないので、誤解なきよう宜しくお願いします(笑)。