投稿日:2022年11月13日

【札幌 弁護士コラム】「あなただけ見つめてる」感が作り出すビジネスの第一歩

こんばんは、荒木でございます。

 

今日は(一応)オフということで、ジムでがっつりトレーニング&サウナ入ってきました。

どんな仕事でも体力は必要なもの。

日々の積み重ねがものいいますね。

 

さて、突然ですが、あなたが付き合いたい人というのはどんな人でしょうか?

 

・約束をしっかりと守る人

・話の内容についてしっかりと受け答えをしてくれる人

・相手の行動を慮れる人

・相手の利害得失を考えて行動する人

 

こんな人であれば誰しもが付き合いたいと思うのではないでしょうか。

 

これの逆に、付き合いたいと思われない人の特徴というのもまた共通の部分があります。

 

・自分の都合で約束の予定を変える人

・相手が話をしていても携帯をいじったりして聞いていない人

・相手のペースを考えずに自分の都合で動く人

・相手の損得を考慮に入れない人

 

まぁこんな人はあまり付き合いたいと思いませんよね。

察しのいい方であればお分かりかと思いますが、私(荒木)が最近会った人でこういう人がいたわけです(笑)。

(もちろん、こういう人を引き寄せてきたのは私(荒木)の不徳の致すところなわけですが…。)

 

付き合いたい人、付き合いたくない人というのは、ビジネスでもプライベートでも判断基準はそう大きく変わるものではありません。

いくら仕事をもらえるからと言っても、約束をすっぽかすような人とはビジネスでも付き合いたくないでしょう。

ビジネスにおいてチャンスを頂こう思えば、襟を正し、相手を慮ることが第一歩となります。

 

しかし、ビジネスとなると一社依存体質の会社でもない限り、多くの取引先や顧客と付き合わなければなりません。

そうなってくると労力や時間を分散して投入せざるを得なくなり、抜け漏れや集中力の欠如がどうしても出てきてしまいます。

そのようなことが相手に露見してしまうと、「何だよ、価値提供をちゃんとするつもりがないのかよ。」と思われても仕方ありません。

 

そうならないようにするためには、目の前の取引先や顧客に対して真正面から対峙している感じを醸し出すことが大切。

大黒摩季で言うところの「あなただけ見つめてる」感を出すことでしょう。

もちろん、全ての取引先や顧客に対して、文字通り全身全霊で取り組めたらいいのでしょうが、それでは物理的な限界を超えてしまうため、「感じ」だけでも出す努力は最低限必要です。

 

弁護士の仕事も、常に数十のお客様のために同時進行で仕事をしているため、どうしても進捗度合いにばらつきが出たり、品質にムラが出たりもします。

業務効率化や業容の拡大によってカバーを試みることは大事なのですが、少なくとも「あなただけ見つめてる」感を絶やしてはいけません。

だからこそ、打合せ中に別の電話に出たり、予告なく業務を放置したり、別件が入ったと言って予定変更を求めたり、他の業務で忙しいから対応が遅れると言ったりすることは極力避けるべきでしょう。(もちろん、例外的なケースはあるでしょうが。)

そのような意識を持つだけでも、顧客からの覚えがめでたくなるでしょうし、何よりも自己を律しようという心持ちが成長を促してくれるようになるはずです。

 

「出会った日から今でもずっと」「あなただけ見つめてる」感を出すことはビジネスにおける「いの一番」なのかも知れませんね。