こんばんは、荒木でございます。
明日から第4回目のホテル引きこもり読書企画、通称「もしドラ」(もしも荒木がドラッカーを読んだらww)を開催します。
この間、ひたすらにドラッカー名著集を読みふけり、自らのバージョンアップを図りたいと思います。
明日20時から21日11時まで、音信不通となる見込みですのでご了承くださいませm(_ _)m
さて、突然ですが、みなさんは紹介をされる、又は紹介をするということはどれくらいありますか?
実は私(荒木)は、結構人後に落ちないくらい、毎日毎日、色々なご紹介をしているんです。
大体ここ1週間くらいでの話をざっと挙げてみます。
・土地をお持ちのクライアントに土地家屋調査士さんを紹介
・土地をお持ちのクライアントに不動産の管理会社を紹介
・相続で調停中の方を別の弁護士さんに紹介
・ロータリークラブ入会見込みの方を会長に紹介
・マイホーム建設予定中の方を役員を務めるハウスメーカーに紹介
・クライアントから東京での破産案件の相談を受けて同期の弁護士を紹介
・女性の離婚案件の相談を受けて同期の弁護士を紹介
・クライアントの社長さんをロータリークラブでの講演者として紹介
・弁理士さんにクライアントの意匠登録業務を紹介
・知人の国際結婚に関してのご相談を行政書士さんに紹介
一方でそれに見合ったくらい、色々な方のご紹介も頂いています。
・保険をやっている方から某市商工会議所の方をご紹介頂く
・クライアントから一次産業に強い融資コンサルの方のご紹介を頂く
・ファンド業務をやられているクライアントから上司の方のご紹介を頂く
・iPhoneのことで困っていたところ、iPhoneの修理会社のご紹介を頂く
・某会社の会長さんと飲んだところ、お子さんである社長さんのご紹介を頂く
・クライアントがお付き合いをされているシンジケートローンなどに強い公認会計士さんのご紹介を頂く
・クライアントから現従業員で、前職の労務トラブルの関係の対応についてのご紹介を頂く
・クライアントからその社長さんが懇意にしている飲食店の方の個人トラブルのご紹介を頂く
・懇意にしている方からM&Aの実行に関する案件のご紹介を頂く
・懇意にしている方から名古屋で寿司を食べる会(?)のご紹介を頂く
・行きつけのワインバーの方に、贈り物のワインのご紹介を頂く
・クライアントから関連案件のご相談者のご紹介を頂く
厳密に探したらこれ以外にも結構な数の話が行きかっていたように思います。
ここでのポイントは、「自分が紹介する気があるから紹介される」ということ、「紹介をし合うのが常態化している」ということではないかと思います。
そもそもなのですが、紹介のメリットがどこにあるか、ということを押さえておく必要があると思います。
まずは紹介が無料であるということ。(一部の事業としてのものを除きます。)
受け手として、仕事が欲しい場合であれば広告費がかからないわけですし、何かのサービスを受けたい場合でも余計な検索コストがかかりません。
次に情報の信頼性が高いということ。
もちろん紹介者のステータス等にもよりますが、ネット上の口コミよりは知っている人からの情報のほうがより精度が高いこと、受け手にカスタマイズした情報が得られる可能性が高いといえます。
一方で、紹介する側のメリットもあるということ。
紹介する側は一見、何のメリットもないように見えますが、紹介すること自体が価値提供ですので、それだけで自分のレピュテーションが高まります。
平たく言うと株が上がります。
それによって仕事が取れる場合もありますし、逆に自らの欲しい情報を教えてくれるようなこともあります。
紹介のメリットを活かし、それだけで仕事が成立し、日々の生活が快適になるようであればこれに越したことはありません。
現に私(荒木)は、仕事と生活の大半が紹介で成り立っているという感覚を持っています。
しかし、そのような前提としては「自分が紹介する気があるから紹介される」という法則があります。
言葉を変えるとgive and takeの関係が成り立っていなければ紹介し合うということは成立しないということです。
情報を取りたいだけで、一切返す気がなさそうな人に対し、情報を提供しようという気持ちになるでしょうか。
よほど人間ができている人でない限りそうはならないでしょうし、また、人間ができている人でもなるべくいい人に情報をあげたいというのが人情でしょう。
また、紹介の欠点とまではいいませんが、ニーズがどうしてもばらつくということがあります。
上記のとおり、ざっと書き出してみても、仕事とプライベートが混ざっていたり、必ずしも自分の意図しない話が来たりすることも往々にしてあります。
一定程度は自らの情報発信などによってコントロールも可能でしょうが、やはり完全にというわけにはいきません。
だからこそ、得たい情報を得るためには多くの紹介を受ける必要が生じますし、その手前としては自らが多くの紹介を行う必要があります。
それを実現するためには「紹介をし合うのが常態化している」状態を作る必要があるのではないでしょうか。
私(荒木)は、隙間時間ができたときに、気が付いたら何かしらの紹介の対応(受けるほうも、紹介するほうも)を行っているような感覚になっています。
私(荒木)が弁護士としての強みがあるとすれば、一二を争うのがこの「紹介力(?)」とでもいう能力なのではないでしょうか。
だからこそ、クライアント(顧問先)には別に頼まれていなくても有益そうな情報を送りますし、何かを頼まれたらそれこそ法律のリサーチに負けず劣らずのレベルで紹介できる方を検索します。
それだけで形として提供できるわけではないですが、私(荒木)は誰かしらをご紹介するだけでも顧問料の元は取って頂けるものと確信しております。
ご紹介で元を取って頂き、おまけで法律のアドバイスを受けて頂くというのもまた乙な荒木の使い方ではないでしょうか(笑)。
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