投稿日:2022年02月13日

【札幌 弁護士コラム】「あぁ、もったいない!」目の前の数十万円、数百万円をドブに捨てている話

こんばんは、荒木でございます。

 

昨日は、エフェクチュエーション勉強会なるものに参加しておりました。

「何それ?」という方が大半だとは思いますが、スタートアップ企業や何かしら新しいことをやろうとする方にとっては必須の思考様式だと思います。

もう少し勉強が進んだらこちらでもご紹介したいと思います。

 

さて、今日は「もったいないな~」と思ったというお話。

 

かなり以前、お会いした小売り系のお仕事をしている社長さんとお会いしたときのことです。

知人のご紹介でお会いして、ご飯を一緒に食べることになった方でした。

その方は、今やっているお仕事の経験がない中で、独学でそのお仕事を始められ、今では結構な規模で事業展開をされています。

今に至るまでに苦労されたお話や、いかに頑張ってきたかというお話を興味深く聞き、相当に感銘を受けました。

そしてその日は、是非もっとお話を聞きたいということで、私(荒木)の行きつけのお店にご招待してお話をお聞かせ頂きました(当然、荒木持ちです。)。

 

大変満足した気持ちで帰り、翌朝、この方にお礼のメールを入れました。

この時、私(荒木)は、お中元、お歳暮を顧問先様にお送りしており、大体1回あたり10数万円はかけているような状況。

この社長さんのお話に感銘を受け、是非、次回はこの会社にお願いしようと考えていたところでした。

そしていいものであればその後も毎回、この会社に頼んでも良いかと思っていたところでした。

その関係で「是非、お近付きになりたい!」という思いを込めてメールしたつもりです。

しかし、待てど暮らせどメールの返信はありませんでした。。。

それにより、当然ですが、お中元、お歳暮をこの会社に頼むこともありませんでした。

 

そしてもう1件。

私(荒木)は、ご案内のとおりM&Aの仕事をやっている関係で、時折「こんな案件あるんですが、買うことを検討しませんか?」的なご案内をすることがあります。

もちろん、会社によってニーズの有無もありますし、譲渡側の会社の問題もあるので、そう簡単にマッチングするものでもありません。

しかしながら、私(荒木)のやっている規模では当然のことながら、やたらめったら色々な会社に持って行くものではなく、ある程度は私(荒木)が存じ上げている先で、確度の高いところにしか持って行きません。

加えていえば、持って行った案件を断ったところでどうというところはなく、むしろどういった案件が欲しいのかについて理解が進むため、リスクは全くなく、メリットしかないようなお話です。

 

このようなことで、譲渡案件の情報を得たため、お話を持って行こうと、知っている先の社長さんにメッセージを送ったことがありました。

しかし、この件でも何も反応はなく…。

この件は、譲渡側の会社が黒字の会社であり、うまく引き継げることになれば、普通は黒字が継続し、毎年数百万円単位の利益は出るような話でした。

 

もちろん、このような事例が全て故意に情報を見逃しているわけではなく、何らかの通信トラブルや連絡の見落としといったこともあるでしょう。

(もしくは、場合によっては私(荒木)からの連絡がシャットアウトされているのかもしれませんが(汗)。)

しかし、仮に見落としであるとするならば、それだけのことで、年間数十万、数百万円単位の売上げや利益が吹っ飛ぶというのはもったいないことでしかないでしょう。

 

こういった話は「たまたまそういう事例に当たっただけで、自分には関係ないでしょう?」と思われるかも知れません。

確かに、毎日毎日起こるようなことではないかも知れませんが、ただ、数十年に1度とかいうレベルではなく実は1年に1度や2度はこのようなことが起こっているのかも知れません。

場合によっては、人に親切にしてみたり、人に関心を持って接するという簡単なひと手間を加えるだけで得られるものであることもあります。

少なくとも、そういうこともあるという前提で身構えておくことが、経営者としては、必要なことでしょう。

 

目の前に転がってくるお金を拾うことほど簡単なことはありません。

今一度、目の前に転がっているのに拾えていないお金がないか、目の前に転がってくるお金について備えがるか、見直してみてもいいのではないでしょうか。

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