投稿日:2022年01月08日

【札幌 弁護士コラム】朝倉未来に学んだ人の限界を知ること

おはようございます、荒木でございます。

今日は恒例の(?)読書合宿です。

去年から始めて今回で3回目を迎えますが、2泊3日でホテルにこもり、一切の外部との交信を絶ち、禁酒してひたすら読書にいそしむというイベントです。

普段はなかなか読書に集中することができないために考えたものですが、やってみたら思った以上に成果が上がっています。

3月と5月にも開催が決定しています。

みなさんもご関心があれば、ぜひf^_^;;

 

さて、先日、朝倉未来のYoutubeチャンネルで試合前の原料の動画を見ました。

格闘技は昔から好きなのですが、減量をどうやっているのか、というのはまるで知りませんでした。

大晦日のイベントの前に収録したものですが、朝倉未来は66kg契約の試合。

しかし、2日前の体重は驚きの72kg!

減量というと1か月前とかから計画的にやるものかと思っていたら、直前の2,3日で5kg~7kgくらいは落とすとのこと(階級によるそうですが。)。

動画を見ていると前日から「ハイパートレーニング」(急激な無酸素運動を行った後に有酸素運動をすること)、「塩抜き」(カリウムを取ることで体からナトリウムを出すこと)とやり、あとはひたすら半身浴と有酸素運動で汗を出すという「水抜き」をやるという。

軽量当日の朝でも制限体重よりも2kg程度多いところを5,6時間で落とし、軽量をパスしていました。

(完全に脱水症状が出るまでやるみたいです…。)

 

まぁこのようなことはプロの格闘家しかやらないことで、素人がおよそ真似できるものではないでしょうし、真似していいことでもありません。

ただ、純粋な意味でここまでできるかというと並大抵のことではないでしょう。

(普通の人がやったら危険な状態になるでしょう。)

 

これは極端な例かも知れませんが、「自分の限界までやる」ということは何事にも必要ではないでしょうか。

それというのも「成長する」ということは、「自分の限界を突破する」ということとイコールであるはずだからです。

 

よく聞く「スキルアップ」という言葉がありますが、これは実はその意味での成長ではありません。

単に知識や経験やノウハウを積むということは自らの根本を変容させるものではなく、いわば表象部分だけを変えることに過ぎません。

しかも、「限界を超える」努力を続けないと、全体の能力として衰えてくると言われています。

本当の意味での成長を志向するのであれば、常に限界との闘いであり、限界を意識しなければならないはずです。

そして成長すればするほど、限界は高くなっていくはずであり、常に限界と自分自身の追いかけっこが生じ、それが延々と続いていくことになります。

 

私(荒木)も普段はついつい緩めてしまうことも多いのですが、少なくとも今日からの読書合宿では「読書脳の限界」を突破すべく真剣に取り組んできたいと思っています。