投稿日:2021年06月16日

【札幌 弁護士コラム】新人採用活動に思う(5):就職、採用は「2位じゃダメなんですか?」

こんばんは、荒木でございます。

 

昨日はファンドの出資の件での打合せが1件、夕方に懇意にさせて頂いている保険屋さんとの打合せが1件、それ以外はドラフト作業やメールでの相談対応等の1日でした。

 

さて、採用活動の話を続けて参りました。

 

採用活動も、概していうなれば、人に買ってもらうという作業。

人の関心を惹き、人のニーズを掴み、人に価値を提供し、価値を価値として感じてもらうことで、実は営業と同じということができます。

だから、採用活動にしても、就職活動にしても、実はやることは営業と変わらないわけです。

 

ただし、1つ違いがあるとすれば、営業先は基本的に多ければ多いほどいいのに対し、就職活動では最終的に1か所しか選べないということです。

また、採用活動では、複数の内定を出すことも考えられますが、基本的には多数の中から少数の者を選ぶ行為になるわけであって、やはり沢山の人を選ぶわけにはいきせん。

 

そのような中で取るべき戦略というのは、必然的に「一番になる」ということになってきます。

すなわち、就職希望者であれば、たくさんの事務所にとってもらえるという意味で「一番」になれば楽なわけですし、法律事務所であればたくさんの就職希望者に希望してもらえるという意味で「一番」になれば楽なわけです。

何がパラメータであれ、結果的に「一番」になるということは、自らの可能性を広げるということになります。

そして他の選択肢を持っていることで、自らに心の余裕が生まれるわけですし、相手に断られても構わない状態になるわけなので交渉力が生まれてきます。

 

そんなわけで「一番」と「二番」では、数字1つの違い以上におおきな隔たりがあるわけです。

以前「2位じゃダメなんですか?」という国会議員がいましたが、全く2位じゃ意味がないんです。

「一番」であるからこそ評判が評判を生み、賑わいが賑わいを呼ぶわけなので、違いがないわけがありません。

 

ではどうやったら「一番」になれるか。

これはそれぞれが持っているリソースの問題があるため、簡単ではありません。

ただ、大きな要素として言えるのは、短距離走のような運動神経がいる競技ではないので、頑張れば「一番早く」やるということは誰にでもできるはずのことです。

例えば、申し込みを最初にやる、目当ての人に最初に会いに行く、最初にあいさつのメールを送る、そういったことは意識的にやろうと思えばすぐに一番になれるものです。

裏を返せば、そこまでガチでやっているという人が多くないということも言えます。

 

そんなわけで、誰にでもできる就職活動、採用活動のポイントとしては「とにかく早く動く」ということがいえるでしょう。

そしてそのことは何も就職活動、採用活動に限らず、日々の生活や仕事でも同様のことが言えるのではないでしょうか。

日々生きているうえでの習慣が個別具体の活動に結びつくという、いい例ではないかと思います。

 

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