こんばんは、荒木でございます。
今日は事務所で将来を見据えた仕組みづくりなど。
新事業の準備も着々と進んでおります。
さて、何となく弁護士とお金という議論がシリーズ化しつつありますので、その流れで今日のお話も書いてみたいと思います。
「弁護士報酬って高いよね。」とよく言われます。
確かに単価としては他の士業と比べても高く、消費財で見た時には不動産と車と貴金属の次くらいの単価になっているんじゃないかと思います。
じゃあこれを弁護士から見るとどうか、という話ですが、俗にいう「美味しい」案件というのもありますが、「設定金額間違えたな…。」という案件もあります。
そもそも損得勘定をどこに置くか、という問題が前提にあるわけですが、もちろん、事務所経費や弁護士自身の生活の保障といった問題は無視できません。
しかし、体感的にいうならば、「勉強させてもらったかどうか。」という視点は極めて重要なように思います。
(あまり他の弁護士からはこんな話は聞かないので、あくまで私(荒木)オリジナルの感覚だと思っています。)
それというのも、弁護士業がいかに儲からないか、というお話をしましたが、要するに個別性が強いことが最もネックになると要約できます。
それを裏返すと、社会の在り方、ビジネスの在り方について多面的に見ることができるという訳です。
これは弁護士をやっていて非常においしい部分ではないかと思うわけです。
他人が見られない世界を報酬を頂きながらつまみ食いできる。
そんなイメージがあるわけです。
一方で仕事でお付き合いする方も様々です。
言ってはなんですが、「この人のようになりたい!」と思えるような凄い方、素晴らしい方もいらっしゃれば、「この人はちょっと…。」という方もいらっしゃるわけです。
ある程度幅を持った案件を受ける法律事務所にいるとある意味で「人種のるつぼ」化してくるわけで、一定確率で人生の「師」と呼べるような方とも知り合ったりできるわけです。
そうだとすると、「師」から教えて頂くことも多く、報酬以上に大きな価値を頂くこともあるわけです。
こういった方と仕事をできるとすれば、極論、タダで案件を受けたとしてもお釣りが却って来るようなことだってあるわけです。
(あ、だからといって「タダでやってくれ。」って案件持って来ないで下さいね(笑)。)
弁護士業は大して儲かるわけではありませんが、こういった人との出会い、仕事で教えを頂けることは極めて大きいメリットではないかと思っています。
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