こんばんは、荒木でございます。
今日はお客様との電話会議が2件で、あとはドラフト作業を行っていました。
また、本日プレスリリースが出ましたが、去る10月23日に私が監査役を務める株式会社RAINBOWが1億5000万円の資金調達を完了しました。
今後、脳梗塞など中枢神経疾患の患者自身から採取、培養した、自家骨髄間葉系幹細胞製品(開発名:HUNS001)の開発、治験、薬事承認を行って参ります。
<プレスリリース>
さて、突然ですが、大正時代の俳人の尾崎放哉の句で「咳をしても一人」という俳句があります。
初めて見る方は「全然、俳句になってないじゃん。」と思われるかも知れませんが、自由律俳句ですので仕方ありません(?)。
ともあれ、この句は、半ば隠遁生活を送るようになった尾崎が晩年に残した句で、そこはかとない寂寥感を感じる句であるといえます。
そこで照らし合わせられるのが、経営者の孤独感です。
経営者の孤独感というのは、経験してみないとわからないものですし、逆に経営者になってこの孤独感を感じない人はまずいないのではないでしょうか。
この孤独感というのは一種独特で、単に金銭的な問題でもないですし、単に指揮命令権だけでもない原理があるように思います。
1つ仮説として挙げるとすれば、従業員やヒラの役員であれば上に経営者がいるわけですので、何か問題があれば「上が悪い」という言い訳が可能であるのに対し、経営者はその言い訳ができないということがあります。
これをより平たく言えば、経営者以外は他責が可能であるのに対し、経営者は自責しか道がない、ということが言えます。
すなわち、一度、経営者になってしまえば、何の言い訳もすることができず、本当に困ったとしても自ら何とかしなければならない立場に立たされる、ということです。
これこそが経営者における最たるプレッシャーで、経営者で精神を病んでしまう人であったり、自ら命を絶ってしまう人というのはまさしく寂寥感の最たる状況に陥ってしまっているのではないでしょうか。
まさしく「咳をしても一人」どころか、精神的には「会社に行っても一人」状態になっているわけです。
そんなことで経営者は実は孤独感と闘うことが宿命づけられているわけです。
もちろん、一人で気ままにどんどんやっていきたい、という人もいるわけで、そのような人は経営者に向いているわけですが、やはり途中で心が折れそうになった時には誰かに助けてもらいたくなるというのが心情です。
そんな時に顧問になっている専門家というのは非常にいい存在ではないかと思うわけです。
会社の内部の人間ではないので何ら責任を押し付け合う関係ではないですし、専門家として多くの会社を見ているわけですし、お金を定期的に払っているのでそれなりの言うことは聞いてくれるわけですし(笑)。
何も法律顧問だけではなく、税務顧問であっても、人事労務顧問であっても、ビジネス顧問であってもいいわけです。
そんな意味で、専門的なアドバイスを受けるだけで払う顧問料が多少高くとも、顧問として継続的な関係を築けることには大きな価値があると思っています。
孤独を感じたときにこそ、顧問が必要。
そんなわけで会社において顧問を付けるということは、専門的なアドバイスだけではなく、経営者を孤独から救う意味でも重要なのではないでしょうか。
…ということで一応、宣伝もしておきますね(笑)
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