投稿日:2020年10月12日

【札幌 弁護士コラム】100を切ったゴルファーが練習をしなくなる理由とビジネススキルが上がらなくなることの意外な関係とは

おはようございます、荒木でございます。

 

今日は午後から新規のご相談が1件のみですが、契約書レビュー、顧問先様のご相談の対応等で忙しくなりそうです。

 

さて、私(荒木)はダラダラとゴルフをやってきて、今年に入ってようやく100を切り、100前後で回れるようになってきました。

ようやく中級者の入口に立つことができたという感じでしょうか。

 

ビジネスの世界、特に士業や職人の世界では新人と中堅、ベテランとの力の違いというのが如実に現れるものです。

どこの世界でもそうだとは思いますが、新人のころからいきなり案件を回すことは難しく、一定の期間、ボスや先輩に付き従って仕事を覚えることが通常でしょう。

そのことを数年やって、ある程度1人で仕事を回せるようになってくるというのが1つのパターンです。

 

ここで、新人だった人がどの程度の期間で1人で仕事を回せるようになるかという部分についても個人差があると思いますが、1人で仕事を回せるようになった段階、いわば中級者になった段階がさらに1つのポイントになろうかと思います。

それというのも、「惰性でやっていてもある程度できる状態」が訪れるからです。

 

例えば、弁護士になって最初から交通事故、離婚、債務整理などのいわゆる一般民事だけをやっているとすると、それなりに参考書なども多くあることもあり、3、4年もすれば通常であれば1人で仕事を回せるようになります。

もちろん、それぞれの分野において深く極めていく世界がないとはいえませんが、相当に特別な案件でない限り新たなことを学ぶということはどんどん少なくなっていきます。

ゴルフでもある程度90代で回れるようになった人が、練習をしなくなるというのはよく聞く話です。

このような段階において新しいことを開拓していくのか、これまでやってきた延長線上のことをやるかにおいて分岐点が生じます。

 

かく言う私(荒木)も弁護士11年目となっていますので、ある程度の範囲のことは通常業務として処理が可能なスキルを身に付けているつもりです。

しかし、一方で、家族信託(相続対策)に特化した法人(つなぐ相続アドバイザーズ)を作ったり、M&Aの活性化を図る法人(北海道M&A協会)を設立したり、その他、上場会社の社外役員やベンチャーキャピタル関係の業務にも幅を広げて行っています。

これらは過去からの延長線上ではないところに点を打って、新たな道を開拓していっているということに他なりません。

 

もちろん、どちらが正しいなどというつもりはありませんが、「中級者になり、一定のことができるようになった段階」においていかに考えるかによって、そこからの伸び方が異なってくることは経験上、明らかに感じる部分です。

そして伸びている感覚、成長している感覚を失ってしまうと、あとは精神的にも業績的にも衰退の一途が避けられなくなってきます

 

中級者になったからこそ、何を目指していくかを見つめ直す

 

ビジネスにおいても継続的な発展を遂げるためにはこのような発想が必要ではないでしょうか。

 

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