こんにちは、荒木でございます。
昨日は開業医の方2名と会食をして、医療業界の様々な情報を頂きました。
(合わせて相続手続業務のご依頼を頂きました。ありがとうございます!)
今日は日中は準備書面等の作成、夜は社労士さんとの情報交換の予定です。
さて、事業をやっている方はみなさんお分りになると思いますが、事業を立ち上げた直後は資金的にも見込み顧客も潤沢とは言えない状況から始まるのが通常です。
また、経験も乏しいため、提供できる価値も同業他社に比べ限定的であることも否めないところでしょう。
(もちろんこれらの例外もあるでしょうが。)
そこで、どうやったら順調に事業が成長していくか、ということになると「人に頼る」ということしかないように思います。
これには、親から金を借りるということもあるでしょうし、目上の先輩経営者からノウハウを聞くということもあるでしょうし、人柄を買ってもらっている人に客付けをしてもらうということもあるでしょうし、友達に安くホームページを作ってもらうというようなこともあるでしょう。
このようなことがあって初めて事業が軌道に乗って行ったという会社がおそらく大半なのではないでしょうか。
このように様々な人から助けられて事業が大きくなったとしたら、その恩を返すということが必須になります。
恩を満足に返さないようでは、付き合いも途絶するでしょうし、人からの信用や信頼も失っていきます。
恩返しというのは事業を行うにあたって、というよりも人として必要最低限の行為といえるでしょう。
一方で「恩送り」というものも存在します。
これは、上の人から恩を頂いた場合に、それと同様のことを下の人にしてあげる、ということを指します。
例えばでいえば、業界の先輩から無償で学んだ技術やノウハウがあったとしたら、それを下の世代に無償で伝えていくようなことをいいます。
かく言う私(荒木)が、司法修習生や大学生を招いて事務所で研修を行っていたのもこの恩送りの一環のつもりでした。
恩返しは言ってしまえば対価的な関係にあることからわかりやすいのですが、恩送りは原理の説明はそれほど簡単ではありません。
ボランティア精神のようなもの、といえば近いようですが、自らが上から恩を受けている以上、必ずしもイコールではありません。
強いて言うならば、ここでは上の人、下の人、自分を含めた業界であったり、コミュニティーであったり、一定の幅を持った人の集まりに対して当事者意識を持ち、その集まりの発展のために尽くす気持ちのようなものではないのでしょうか。
もちろん、これは私(荒木)の独自の見解によるもので、人それぞれの定義が異なっているのかも知れません。
いずれにしましても、恩送りという考え方は後世に残していかなければならない重要な文化であるといえます。
オンライン化が進む世の中にあって、このような重要な文化を守っていけるのか、それぞれが思いを致していかなければならないのではないかと思います。
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