投稿日:2020年09月09日

【札幌 弁護士コラム】「あれ、いつの間にこんなに老けたんだろ?」と思ったことのあるあなたに:成長→衰退への道筋とは

おはようございます、荒木でございます。

 

今日は朝から破産案件の打合せ、相続特化型サイトの打合せ、離婚事件の相談、午後からM&Aのセミナー(受講するほう)、顧問先様の相談と盛りだくさんです。

こうしてみるとわれながら守備範囲の広さに驚きますf^_^;;

 

さて、しばらくの間、アラカルト的に最近の雑感を書いてみたいと思います。

 

最近よく考えるのは「成長」ということについてです。

子供の頃は当然のように毎日成長するものでしたし、80年代の経済なんかも当然に成長するものと思われてきました。

しかし、いつしか成長が現状維持になり、現状維持が衰退に至る節目を迎えることになってしまいます。

この推移は厳然と存在するものであり、この3つの段階を経なければならないことは否定できません。

 

しかし、意識の上で「成長」を諦めるのか否かによって、一定程度、というよりもかなりの程度、遅くすることは可能ではないかと考えています。

すなわち、これを外面から観察するとすれば「気持ちが若い」とか、「気持ちが前向きである」とか、「意識が高い」といったような表現になってきます。

「若作りしている」というのも少し穿ったニュアンスが含まれますが、肯定的にとらえるとすれば成長を諦めないことの現れだともいえます。

 

もう1つ、「成長」を意識するうえで大切なことは、「成長が止まれば衰退が始まる」という危機感を持つことです。

先ほど、成長→現状維持→衰退という構図がある、と述べました。

しかし、ここでの現状維持がどの程度の期間かは千差万別であり、どのパラメーターに関するものかにもよりますが、一瞬で衰退に転じることもありえるものです。

そうだとすると、意識の上で成長を感じなくなったとしたら現状維持の状態が自動的に用意されるわけではなく、衰退への一本道に入ったと考えるべきでしょう。

 

40代や50代の経営者の方と話していると、「自分なんていなくても会社は回っているから」などという話をよく耳にします。

これは実は危険な言葉遣いのように私(荒木)は考えています。

「回っている」という言葉の含意としては「今日も昨日と同じように業務が動いており、去年と同じくらいの利益は出るはずだ」ということが感じられるからです。

しかし、事業というのは日々陳腐化していくものであり、マクロの目で見るとすれば少しずつ衰退する傾向にあるはずです。

そのことに向き合ってテコ入れをしようとするのか、そのまま流れに身を任せるのかで将来が変わってくることは明らかです。

 

このことは企業だけではなく、個人の身体的、精神的、技術的、知識的な能力についても同様のことが当てはまるでしょう。

 

日々衰退が起こっていることを意識して、それに向き合った行動を行う。

 

この意識を持つだけで、成長期を長くし、衰退期を短くすることは可能ではないかと考えています。

 

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