おはようございます、荒木でございます。
本日は、朝から北海道M&A協会の打合せ、その後、顧問先様2社との打ち合わせです。
さて、価値提供のお話も大詰めです。
ここまで、価値提供がどのような意味を持つかなどについてお話してきました。
今回は、究極、普段から何を考えていればいいのか、ということについて触れたいと思います。
仕事上の価値提供に限定すると、どうしても案件を受注するためや、案件を受注した後の商品やサービス提供を行うためといった目的意識が働いてしまいます。
もちろん、それはそれで業務上のものとして否定されるものではありません。
しかし、一方で今ある業務の中でしか価値提供できないということであれば、それ以上に世界を広げることは難しくなりますし、今ある業務自体も広がりを見せないことになってしまうでしょう。
むしろ、極端な話、業務に関係することだけはいそいそと価値提供を考えるけれども、それ以外のことに関しては意地でも動かない、という人に仕事を頼みたいですか、ということになってしまいます。
このような意味において業務といった「点」で価値提供を捉えるのではなく、人生、生活、社会といったような「線」や「面」で価値提供を図る必要があるはずです。
では常に価値提供を図るとすれば何を意識しなければならないか、ということが問題です。
このことを考えるにあたって「おせっかい問題」というのがあります。
頼んでもいないのに次々に縁談を持ってくる親戚のおばさん、到底食べきれない量の農作物をくれる近所のおじさん、聞いてもいないのにご近所の噂話をしてくる町内会の人。
こういった人に思い当たる節のある人も多いのではないでしょうか。
受け手にとってはありがたいと感じるケースもあるでしょうが、むしろ迷惑に感じることも多い人の類型です。
この原因が何かというと、おせっかいなことをする人は相手のニーズも調査せずに「ほら、ありがたいでしょ。受け取りなさいよ。」といった感覚を持って行動をしている点にあります。
この問題を解消するためにやるべきことはシンプルです。
まずは、人のニーズに意識を向けることです。
ひとのニーズに思いを致し、その上で価値提供する意識を持てば日々、有効な(?)価値提供ができるようになります。
人のニーズがあるとわかっているところに、ポンっと情報やサービスを提供する。
人が自分のニーズに気付いていないことに気付いてもらい、それにポンっと情報やサービスを提供する。
それだけで構わないのです。
このことは、ご縁について書いたシリーズでもお話したかと思いますが、あらゆる場面で大切な心がけであるといえるでしょう。
常に人のニーズを考えて価値提供の行動を取る。
価値提供に対してリターンが発生し始める。
人生が拡大していく。
そういったサイクルを形成することが、人に価値提供を行う最大の目的になってくるのではないでしょうか。
次回からは少しアラカルト的な話に移っていきます。
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