こんばんは、荒木でございます。
本日、2記事目です(汗)。
価値提供のお話の続きです。
前回は「価値提供してもそれが返ってくることなんて期待しちゃいかんよ。」というお話をしました。
今回はそれだからこそ、というお話です。
突然ですが、あなたの仲のいい人はどんな人ですか?
という質問にはどのように答えますか?
別の質問であれば、あなたが長く人間関係を続けている人はどんな人ですか?
という問いが適当かもしれません。
回答は一様ではないかも知れませんが、少なくとも「やり取りの往還が続けられる人」という要素は入ってくるのではないでしょうか。
すなわち、こちらから一方的に投げかけても相手から返ってこない関係性や、逆に相手から一方的に投げかけられるけれど全く返答したくない関係性というのは長続きしないものです(というより一刻も早く縁を切りたくなるでしょう。)。
今では少なくなってしまいましたが、年賀状のやり取りなどもこれに当てはまるでしょう。
「やり取りを続ける」ということ自体がご縁を結び、ご縁を広げていくことになるわけです。
そして、これが価値提供についても妥当するものといえます。
前回は、「価値提供しても見返りを期待するな」ということを言いましたが、期待していなかったところで見返りがあったらどう思うでしょうか。
普通であれば「ウヒョー!!」というところまで行くかどうかわかりませんが、嬉しい気持ちになるのは間違いありません。
そして嬉しい気持ちになったらどうか、ということですが、それをさらに相手に返したくなるもの人情というものです。
このような価値提供の往還ができるとすれば、
価値提供する
→価値提供のお返しをする
→価値提供のお返しのお返しをする
→価値提供のお返しのお返しのお返しをする
→価値提供のお返しのお返しのお返しのお返しをする
…
もういいですね(笑)。
このようなサイクルが生まれてくるわけです。
そして重要なのは1往復目よりも2往復目、2往復目よりも3往復目のほうが提供される価値が大きくなっていく、ということです。
これこそが価値の増大の源になるわけです。
私(荒木)の知人の方で、あるお店の常連になった方でいます。
そのお店というのがある種の焼酎の仕入れルートを持っている関係で、市場ではプレミアの付く焼酎がいくらでも手に入れることができるのだそうです。
このため、常連さんにはその焼酎をタダでくれるのだとか。
ここで、もらっただけで何もしなければそれで終わりですが、その知人の方は毎回、野菜だったりフルーツだったりを差入れしてきたそうです。
そうするとその時にもまた焼酎をくれるようになり、さらにそのお返しをするようになったということです。
このため、この方の家は焼酎であふれかえっているわけなのですが(笑)、お互いが価値提供をしようとする気持ちが作り上げた一つの美しい形であるといえるのではないでしょうか。
価値提供に見返りを求めちゃいけない、けれど見返りが返ってくる関係を作れれば大きな財産となる。
このことを意識しておけば自然と価値提供を返すことが習慣づけられ、いいサイクルが回るようになるではないでしょうか。
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