こんばんは、荒木でございます。
少し間が空いてしまいました(汗)。
昨日は朝から苫小牧へ出張して新規のご相談を受けた後、厚真町で地域振興に励んでいる若手の方を表敬訪問(というと大体特定されますが(笑))、札幌に戻ってきて社会保険事務所での手続、webセミナーへの参加、M&A案件の打合せ、夜は大学のOB会と極めて盛りだくさんの1日でした。
さて、今回からは新シリーズとして「価値提供」について語っていきたいと思います。
みなさんは「価値」と聞くと何を思い浮かべますでしょうか。
…まず思いつくのは財産的価値ではないでしょうか。
わかりやすくいえば、お金があれば多くの財物は手に入れることができ、時間を買うこともでき、場合によっては人の自由も買うことができます。
それだけに財産的な意味での価値というのは汎用性が高く、そうであるがゆえに多くの人が財産的価値を重視することもわかります。
この定義に従うとすれば、価値提供とは、財産的価値を相手に渡すこと、という定義が可能となります。
この意味で相手に価値提供をする例としては、お金をあげる、仕事をあげる、お金を稼ぐ方法を教える、といったようなことになります。
しかし、考えてみると(特にお金についての)財産的価値というのは、他の便益との交換可能性が高いことに由来するものであり、本質的にお金自体が価値を持っているのか?という疑問に突き当たります(こんなことを言うと、「お前は金が要らないのか!」という声が飛んできそうですが、そういう意味ではありません(汗)。)。
すなわち、お金自体に便益がない以上、お金で買える便益を全て満たしてしまったらそれで終わり、という段階がどこかで来てしまいます。
まぁ、「まずはそこまで行き着いてみたい。」という気持ちもわからないではないですが、宝くじの高額当選者が必ずしも幸せになっていない(むしろ不幸になってしまった人が多い)ということにかんがみると、やはりお金の交換価値には限界があるようにも思われます。
また、単純にお金などの財物を提供された場合、それを費消することは1回きりになってしまう、という問題点があります。
すなわち、お金は1度使ってしまうとそれで終わり、ということです。
これは当たり前のように思えますが、ある意味では時間的、空間的な広がりがないということを意味しているのであり、例えば効用を面積や体積で表した場合にはその価値が大きくないことが分かってしまいます。
このように考えてみると、単にお金を初めとする財物を人に与えることだけが価値提供ではなく、価値提供としてプリミティブなものであることがわかってきます。
それではどのようなものが本来的に価値提供といえるのか。
そのことについて次回から展開していきたいと思います。
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