投稿日:2020年08月23日

【札幌 弁護士コラム】目標設定が人生を変える(7):結果を出すカギは目標設定のブラッシュアップにあり

おはようございます、荒木でございます。

 

さて、目標設定のお話も今回で最終回です。

 

今回のテーマは、「目標設定のブラッシュアップ」です。

 

目標を設定したら、それをToDoにまで落とし込み、あとは断行するのみ、というお話をしてきました。

しかし、行動に落とし込んだときに「何か違うんじゃないか」という違和感を持つこともあろうかと思います。

やっていてもまるで楽しくない、やっていると疲労感がハンパない、やっている中で罪悪感が芽生えてくる…、このような症状(?)が出始めたようであれば、目標設定を見直すべきなのかもしれません。

それというのも、目標に向かって動くということは本来的に「快」であるはずで、当然、多少の負担感があるにしても、不快感が先に立つ状態というのは健全ではありません

これを放置してしまうとやがて目標自体をなかったことにしてしまうことになります。

 

そこで目標設定を見直すとして、どうするかということですが、まずは「ピボット」を考えるべきでしょう。

ピボットとは、スポーツ用語で軸足を中心にした回転の動きをいいますが、目標についても軸自体はブラさずに、少しだけ方向性を変えてみることが望ましいと考えられます。

例えば、弁護士業務でいえば(ちょっとわかりにくいですかね…。)、過払金返還請求を中心にやっていた事務所が、過払金で年商○億円という目標を掲げていたとして、過払金案件が枯渇した後に業務を転換する必要に迫られた場合、全く違う業務ではなく、近い業務での目標に転換すべきではないか、ということです。

この例でいうと、いきなり企業法務分野に参入したり、はたまた弁護士業ではなくコンサル業に転向したりするのではなく、交通事故や離婚など、過払金と同じBtoC分野への転換を図る目標を立てることが望ましいのではないか、ということになります。

このようにピボットが望ましい理由としては、目標の転換を行うと、自分自身の中に不協和が起こりますが、これが一気に大きくなると認知能力の限界を超えてしまう恐れがあるためです。

 

このように、目標設定→行動→振り返り→不快感→目標設定のピボットという流れが確立できれば、目標がスムーズに最適化されていくはずです。

目標が最適化されていれば行動も前向きになるはずであり、結果にも結び付く可能性が高くなってきます。

 

目標設定シリーズ、いかがでしたでしょうか?

ここまでのお話が皆様の行動の変容に寄与し、少しでも結果に結びつくことを願っております。

 

明日からは別のシリーズを開始したいと思います。

 

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