投稿日:2020年08月22日

【札幌 弁護士コラム】目標設定が人生を変える(6):いかに目標設定を機能させるべきか

こんばんは、荒木でございます。

 

昨日は朝からスタッフとの1on1ミーティング、ロータリークラブへの出席、裁判の期日への出席という1日でした。

1on1ミーティングでは、ガッチリとスタッフの悩みを聞き取り(仕事上の悩みではありません。)、少しでもスタッフ孝行(?)が果たせたのではないかと思います。

 

さて、目標設定のお話を続けます。

 

目標設定の必要性をお話してきましたが、次に問題になるのが「目標設定をしたらどうするか」ということです。

というか、目標設定だけをしてもそれだけでは意味がないことは自明なのであり、次にどのような行動を取るかが極めて重要になってきます。

裏返して言うならば、行動に移すためにはどのような目標設定をしなければならないか、ということにもかかわってきます。

 

目標設定の仕方の話でいうならば、「北極星のような目標」に加え「それを実現するための下位の目標」が必要であるというお話をしました。

これをさらに敷衍していうなれば、「目標を徹底的に細分化してToDoリストのレベルにまでブレイクダウンした目標」を立てる必要があるということです。

この段階まで至らなければ、抽象的なレベルでやったほうがいいことがわかっていたとしても、目の前にある行動の規範にはならないからです。

 

例えば、わかりやすい例でいえば、

「年商1億円を売り上げる」

→「50万円の単価の顧客を200社集める」

→「200社に売るための見込み顧客リストを1万社作る」

→「特定業界のリストを入手してそこから1万社をピックアップする」

→「業界団体の事務局に電話を掛ける」

というところまで絞らなければなりません。

ここで「業界団体の事務局に電話を掛ける」というところまで目標と考えていなければ、最上位の「年商1億円を売り上げる」ということには、(少なくともこのルートでは)行き着かないことが分かるかと思います。

このようなところまできっちりと目標による支配(?)が及んでいなければ目標としての機能が果たせないのです。

 

一方で、目標をToDoまで落とし込んで、それを実行していてもなかなか目標達成の実感や予感すら浮かんでこないということもあります。

いわゆる「働けど働けどなお我が暮らし楽にならざり」状態です。

この場合には末端の目標設定が上位の目標設定とマッチしているのかを疑う必要があります。

この意味において、下位の目標については、PDCAを回してそれが有効に機能しているのかをチェックし、改善を図っていく必要があります。

目標も常にメンテナンスと微調整が必要になるわけです。

 

このように上位から下位までの目標設定が整った状態になれば、後は末端の目標を実行し続けるだけで結果が出るというエコシステムが出来上がってくるわけです。

 

次回も目標設定の話を続けたいと思います。

 

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