投稿日:2020年08月15日

【札幌 弁護士コラム】目標設定が人生を変える(1):目標は1つだけでいいの?目標設定の段階とは

こんばんは、荒木でございます。

 

今日も午前中に墓参りに行った後、事務所で仕事に勤しんでおりました。

 

さて、今回からは目標設定に関してのお話をしていきたいと思います。

 

みなさんは「目標設定」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

 

年末にやるもの?

大型連休のまえにやるもの?

そもそも目標って何なの?

 

そんな声が聞かれてきそうです。

 

小学校や中学校時代に、「今年の目標を立てましょう」と言われて何となく目標を立ててきたところから、「目標」という言葉を理解するようになった人が多いと思いますが、「目標設定」ということになると、実は体系立って教えられたこともなく、後で厳密に評価された経験がない人が大半ではないでしょうか。

あるいは、会社勤めをされている人で、特に営業系などであれば「ノルマ」という名の目標を強制的に設定されている人もいますので、「目標設定」=「営業実績」といったようなイメージになってしまっている人もいるかも知れません。

 

しかし、まず押さえておくべきことは、目標とは段階がある、ということです。

もう少し具体的にいうなれば、目標には、人生における目標があり、個人の生活の目標があり、個人の仕事の目標があり、それらに紐づく下位の目標が無数に存在する、という構造になっています。

付言していうと、目標には時間軸の長短があり、目標の対象とする在り方の違いがあり、目標の対象とする事柄の違いがあり、目標の抽象度の違いがあるということです。

 

…ちょっとわかりにくいかも知れませんね。汗

 

例えば、有名な話になりましたが、大谷翔平が高校時代に作った目標設定の図があります。

 

<エムタメ:【目標計画】大谷翔平が高校時代に立てた目標達成シートがビジネスでも使える!>

https://mtame.jp/column/Ohtani_Shohei/

 

このフォーマットになっているのは、マンダラチャートというものですが、中心に大目標があり、それを分解する形で8つの中目標があり、さらに8つの中目標を分解する形で64個の小目標がある、という形式のものです。

大谷翔平の例でいえば、大目標として「ドラ1、8球団」というのがありますが、中目標として「体づくり」や「コントロール」などがあり、小目標として「体のケア」や「インステップ改善」といったものがあります。

このように大目標→中目標→小目標というようにブレイクダウンしていくことにより、目標を明確化していくのがこのチャートの眼目となっています。

 

ここで注意しなければならないのは、大谷翔平の最終目標は「ドラ1、8球団」なのか、ということです。

仮にそうであったとすれば、18歳で実際にドラフト1位指名を受けているのですから、ほぼ目標は達成していたといえるでしょう(メジャー挑戦を明言していたことから日本ハム1球団だけしか指名されませんでしたが。)。

しかし、ドラフトというのは野球人生の始まりに過ぎず、「ドラフト指名さえ受ければあとはどうでもいい」と考えていたはずがありません。

もっといえば、プロ野球選手である間だけが人生ではないのですから、人生というスパンで見た場合にはさらなる大目標があるのかも知れません(その辺はよく知りませんが。)。

この辺りの話になるとすれば、各界を引退後、モンゴルに帰って実業家として大成功を収めた朝青龍の例などを出すのが適切かもしれません(詳しいことはググってみて下さい(笑)。)。

 

今回のお話では、目標は複層的に存在し、段階を意識しておかなければならないということであり、最大の大目標は「人生レベル」の目標である、ということがお分かり頂けたかと思います。

 

次回も目標設定シリーズを続けます。

 

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