投稿日:2020年08月14日

【札幌 弁護士コラム】ご縁について語る(9):誰とのご縁を求めるかで人生が決まる?

おはようございます、荒木でございます。

 

お盆休み真っ只中ですが、今日も第二領域に勤しんで参ります。

 

さて、ご縁の話を続けます。

 

今回は、「どのような人とのご縁を紡ぐか」というお話です。

今回も私(荒木)の独断と偏見によるものですので、これが正しいというつもりはないのでその点はご了承くださいませ…。

 

さて、ご縁というのはどのような人とも生じうることをお話しました。

しかし、その中でも(いやらしい話ですが)人とのご縁を自らの武器にしようとするのであれば、目的的な考え方がどうしても必要になってきます。

これは、「見込み顧客を獲得しよう。」とか「金銭的な援助してくれる人を探そう。」といった短絡的なものだけではなく、自らの大目標(≒志)を実現するといったような大きなテーマを含むものです。

このことは、古く福沢諭吉も、「巧言令色鮮仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」をもじって「巧言令色亦是礼(こうげんれいしょくこれまたれい)」と述べているように、上手く人間関係を作って行くことは必要不可欠であることを述べています。

 

ではどのような人がご縁を結ぶ対象になってくるか、ということです。

 

基本的な考え方として、まず対象とすべきは波及効果の高いのは自らの考え方や意思決定基準に対して影響を及ぼす可能性の高い人です。

すなわち、自分が目指している目標に既に到達している人であったり、異業種異業界で実績を残しているような考え方の異なる人であったり、新しい考え方を取り入れて事業化を図っているような人であったりします。

営業の観点からするならば、単純に余剰資産を持っているような人に飛びつきがちですが、なぜ考え方や意思決定基準が重要であるかというと、お金と違って減ることもなければ、盗まれることもなく、永続的な価値を持ち続けるからです。

このような意味において考え方や意思決定基準の水準をベースとしてご縁を結ぶ人を考えていくというのは有用ではないでしょうか。

 

そう考えてみると、基本的には自分よりも経験が多い、年配の人とのご縁が大切になってくるように思われますし、実際に私(荒木)もそうであろうと考えています。

一方で、世相を学ぶといった観点であったり、青田買い、有望株買いといった観点であったりすれば、自分よりも年下の年代との付き合いも軽視はできません。

もちろん、人それぞれの置かれている状況によるのでしょうが、この年齢の上下のバランスも重要なファクターになります。

その反面、やはり付き合いやすいのはどうしても同世代の人になりがちであり、人というのは易きに流されるところがありますので、同世代の人としか付き合わないという人も多く存在します。

しかし、上記のようなご縁の持つ意味からするとやや勿体ないのではないかとも思います。

私(荒木)自身でいえば、Facebookの友達で最高齢は85歳の方ですし(リアルでもお会いしています。)、24歳の顧問先の社長もいれば、20代前半の司法修習生とも定期的に交流を図り、法曹になったあともそれを続けていたりします。

 

そんなわけで誰とのご縁を求めるか、ということは自分自身の考え方や意思決定基準に結びついてくるものであり、非常に重要なものといえるのではないでしょうか。

どのような人と付き合うかについては、このような視点を持ってみられると新たな発見もあるのではないでしょうか。

 

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