投稿日:2020年08月08日

【札幌 弁護士コラム】ご縁について語る(5):迷惑なセールスとありがたいご連絡とを分けるものとは

こんにちは、荒木でございます。

 

今日から夏休みという方も多いかと思いますが、私(荒木)は、今日も仕事に勤しんでおります。

他の人が休んでいるときに働く感覚というのは一度身に付くとなかなかに有用なものです。

 

少し間が空いてしまいましたが、ご縁の話を続けたいと思います。

 

ご縁をつなぐためには何をすればよいか、というお話です。

何につけてもまずは、積極的に連絡を取る姿勢を持つということです。

例えば、みなさんは初対面の人と名刺交換をしたらどのようにされていますでしょうか。

私(荒木)の場合には、ルーティーンが明確に決まっており、Facebookで検索して、ヒットすれば友達申請、一方で名刺自体はeightというアプリで自動的に名簿に登録していくことになっています。

ただそれだけかというと、そうではなく、Facebookでつながって頂いた方には当事務所の公式ページにご招待しますし、メールアドレスが名刺に書かれている方には自動的にメルマガが配信されるようになっています。

 

こうやって書いてみると、「それって迷惑になってるんじゃないの?」ということを危惧して、連絡をしたり、情報を送ったりすることを遠慮してしまう方も少なくないかも知れません。

頼んでもないのに来るセースルや営業の電話、知らない人からのメールなど迷惑に思ったような経験も少なくないかも知れません(私(荒木)もよくあります。)。

実際に、メルマガなど要らないと思われている方も一定数いらっしゃるでしょうし、どう受け取られているかはよくわからない部分もあります。

しかし、そのように連絡を受け取って迷惑だと感じる人と、少しでも身近に感じる人とどちらのほうが割合として大きいか、ということを考えなければなりません。

そう考えてみると、少なくとも名刺交換をするというのは外部との関りを持とうとしているのであり、何らかの情報を欲しているのであって、後者のほうが多いと考えるのが自然でしょう。

この意味で、まずは連絡を取る、連絡を取るための仕組みを作る、ということが重要だといえます。

 

そして次のステップとして何をするかですが、これは一言で言うなれば「価値を提供することを考える」ということに尽きます。

間違ってはならないのが、「価値を提供する前に売り込みにかかる」ということです。

これをやってしまうと迷惑なセールスと同じことになってしまいます。

セールス自体が悪いことではなく、価値の等価交換が図れるとすれば、双方にメリットがあるということはできます。

但し、サービスや商品というのは世の中に有り余っているのであり、競合がいるということを意識しなければなりません。

競合を上回る何か価値を提供できるということでなければ、セールスを掛けることは相手にとっては断ることの負担を掛けることにしかなりません。

 

では価値を提供するとは何か、ということですが、手っ取り早いのは「相手に経済的価値の生じる人、情報を提供する」ということです。

この「経済的価値」というのも人によってとらえ方が違うわけで、「今日、明日にでも売り上げが欲しい!」と思っている人と、「別にいつか少しでもプラスになればいいや」と思っている人とで価値と感じるかどうかが異なります。

相手の状況を見抜いて何を価値として考えているかを読み、適切な人や情報を提供するという技術が必要になります。

そうやって適切な人や情報を提供できたとしたら、その人の自分に対する、いわゆる「信頼残高」が高まり、人間関係が強固なものとなるわけです。

 

次回もご縁をどのようにつなぐかについて話を進めていきます。

 

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