投稿日:2020年08月06日

【札幌 弁護士コラム】ご縁について語る(4):脳内の「一丁目一番地」を占拠せよ!

こんばんは、荒木でございます。

 

今日は朝から大忙しで、本日提出予定の準備書面を完成させ、新規のクロスオーバー取引のご相談、つなぐ相続アドバイザーズの打合せ、午後はM&Aのセミナー、それに引き続いてのベンチャーキャピタルからの出資案件の打合せ、夜には全国から引っ張りだこのコンサルタントさんとの会合でした。

 

さて、ご縁の話を続けます。

前回まではご縁とは何か、ご縁をつなぐ理由とは何か、といった話をしてきました。

今回は、具体的にどうやったらご縁をつなげるか、という話に移っていきたいと思います。

 

まず、前回までで、「実は人それぞれ、ご縁のタネは持っていますよね。」というお話をしました。

その上で「多くの人はそのタネを無駄遣いしてますよね。」というお話もしました。

そうして考えてみると事は簡単です。

目の前に飛んできたタネをものにする、これに尽きます。

 

これもさらに分解していうなれば、「タネ」というものをどう感じているか、ということになります。

私(荒木)は、実は結構おせっかい焼きな体質であり、人のご紹介も結構な頻度で行っています。

紹介する際には、両者の同意を得ることはもちろん、両者のティーアップを過剰なくらい(?)やりますし、両者の初対面のときには立ち会ったりすることも多くあります。

しかし、そこまでやっても、気の合わないときは別としても、お互いに交じり合わないケースも多くあります。

そのあたりで「もっとできることがあると思うのになー。」ということもたまにあります。

まぁそれくらいご縁をつなぐというのは難しいということなのでしょう。

 

それで、私(荒木)の話に戻ります。

まず、ご縁、というか発端を頂いたとするならば、何をするのがいいと思いますか?

私(荒木)の結論は「保存」に尽きます。

…というと頭に「?」マークが10個くらい付いた人も少なくないと思います(笑)。

しかし、これ、本気なんです。

 

それというのも、ご縁というのは本当にたまたまのものであって、出会った瞬間にはお互いに面食らってしまう場面も多く存在します。

しかし、その場面においても、それぞれにおいて何かしらのニーズは存在します。

そのニーズを「保存してますか?」というお話です。

そのニーズにマッチする人にたまたま出会ったとしたらその時点でいきなりビジネスが成立するということもあるでしょう。

というか、ある程度の規模になってくると、重複はあるとしても、一定の範囲を持った事業的なニーズが存在するのであって、本当にたまたま会った人のビジネスを欲していた、ということも少なくありません。

 

その一方で、出会った当時にニーズがないとしても、いつかニーズが喚起されるという場面があります。

相手としては、理論上の話ですが、いつか来るべきニーズに備えておく体制があれば、5年かかろうと、10年かかろうと受注することが可能になるはずです。

仕事を取ろうと思ったらその中でも複数、同様の候補があった場合に、一番成約の可能性が高いポジションを得ておく必要があります。

この状態をとらまえて、私(荒木)は「一丁目一番地」と言っています。

 

例えば、「今の事業規模だと顧問弁護士はいらないけど、会社が大きくなったら顧問弁護士がほしい。」というニーズがあったりします。

これに対して、「何だ、今契約しないならもういいや」という態度で臨むのではなく、「それだったら来るべきタイミングまで「一丁目一番地」を堅持しよう」というのかで振る舞いが全く変わってきます。

「もういいや」といって放してしまったら、それこそその時点でご縁は切れてしまいますが、「一丁目一番地」を意識して行動していれば、いつかニーズが発生した場合に声がかかるという仕組みが出来上がります。

 

長くなってしまいましたので、具体的な方策は次回お話します。

 

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