おはようございます、荒木でございます。
今日は朝から1件リサーチの対応を行い、午後は顧問先様とのゴルフです。
さて、ご縁のお話を続けます。
ご縁といったような抽象的な話になると、関心のある方とそうでない方とが真っ二つにわかれる(そして、後者が圧倒的に多くなる(笑))傾向があるのですが、ご縁に思いを致すということは本当に大切なことだと考えています。
それというのもご縁なくしては、現状の状態からステップアップしていくことが困難であるからです。
この前提としては、人というのは何も意識せずに生きていれば、昨日やっていたことを今日もやり、今日やっていることを明日もやるわけです。
その中で経験を積み重ねて多少のレベルアップをすることはあるのでしょうが、イノベーションといったものは人ひとりではまず起こせないものです。
ご縁が生まれることによる効果の一つがロールモデルを得られる、ということです。
「このような人になりたい。」と思える人に巡り合うことによって、抽象的な次元において自らの目標設定が書き換わるということをいいます。
よくスポーツ選手などの名言が取り上げられることがありますが、それも一つのロールモデルを得る、という意味において行われているものでしょう。
イチローの小学校の文集に自らの目標が書かれており、それが実際に実現している、といったような話は、一般の人にとっては野球を仕事にするわけでもなく、具体的な意味では何も関係がないわけですが、抽象的な意味においては「目標設定」→「目標達成」のプロセスを学べるという意味において有用であるわけです。
これが、遠く離れている有名人よりも、身近にいる人のほうがはるかにわかりやすいものです。
この意味でご縁を活かすことができるわけです。
また、事業をやっている人にとっては、リーチできる事業のレベルというのは、ご縁を持っている人のレベルに既定されるものであり、ご縁を頂かなければ事業のレベルアップが図れない段階があるといえます。
私(荒木)の例でいえば、上場会社の社外役員を2社やっているわけですが、これも弁護士業を一生懸命やっていればそれだけでなれたかというと、絶対にそうではありません。
目の前の仕事が大事だといって、何となく入ってくる交通事故や離婚事件だけを一生懸命やっていても社外役員の話はくるはずもありません。
すなわち、現状で自らが持ち合わせているリソースだけを積み重ねていってもどこかで頭打ちの段階がくるのであり、その次の段階に上がって行くためには、次の段階にいる人から引き上げてもらう必要があります。
車でいえば、1速から2速へ、2速から3速へ、ギアチェンジをしていくイメージでしょうか。
ロールモデルとしてのご縁によって目標が設定されているうえで、実際にそれに向かっていくために、知識や経験を得る必要がありますが、それもやはりご縁の力なくしては実現できないという部分が多いといえます。
だいぶ抽象的な度合いが増してしまいましたが(汗)、ご縁の効能として、(1)ロールモデルを得ることによって目標設定を書き換えてもらえる、(2)目標に到達するための知識や経験を得られる機会がもらえる、というお話をさせて頂きました。
次回は具体的にどのようにご縁を紡いでいくか、というお話をしたいと思います。
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