投稿日:2020年08月01日

【札幌 弁護士コラム】ご縁について語る(1):そもそもご縁とは何だろう

こんばんは、荒木でございます。

 

本日はメルマガの配信日でしたが、システムトラブルが発生してしまい、配信を断念してしまいました。

また、一部、複数のメルマガを送信してしまった方がいらっしゃいましたので、ご迷惑をお掛けしたことに改めてお詫び申し上げます。

 

本日配信予定だったメルマガはコチラの掲載しておりますので、是非ご覧くださいませ。

https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/news_blog_all/post-5321/

 

さて、本日から8月ということでこのブログでもテーマを決めて書いていきたいと思います。

8月は試験的に、5日毎に一定のテーマに関する考察系の記事を書いていきたいと思います。

 

栄えある(?)第1弾のテーマは、ずばり「ご縁」です。

 

今回は、「ご縁とは何か」ということに関して書きたいと思います。

 

この大前提として考えておかなければならないのが、「人間」というものは「人」の「間」で生きている、ということです。

すなわち、人の社会なくして生きている人というのは、まずいません。

それもそのはずで、親がいなければ生まれてくるはずがないわけで、1家族であっても社会と考えるのであれば、社会なくして生きていたことがない人は皆無なわけです。

この意味でいえば、親、家族といったものは所与のものとして考えがちですが、きちんとご縁があって結ばれているものと考えるべきでしょう。

(…と今日読んでした「鬼滅の刃」を見て思いました(笑)。)

 

一方で語られるご縁の代表例としては、男女間での縁談でいうご縁であったり、ビジネスパートナーとのご縁であったり、唯一無二の親友とのご縁であったりします。

これらが代表例として語られるという理由は、外発的な事象であるにもかかわらず、結果として、人生において大きなインパクトを与える存在になる場合が多いからでしょう。

その反対に、毎日行くコンビニの定員さんであったり、ゴミ出しをしに行ったらたまに会うおばさんであったり、道路工事をしている脇に立っている警備員さんとの間柄ではご縁という言葉を使わないのは、人生におけるインパクトが大きくないからであるといえます。

すなわち、本来的にはご縁というものが存在するにもかかわらず、ご縁として認識していない出会いというのも存在しうるわけです。

 

こう言うと「そんなこと言ったらご縁にはキリがないじゃないか。」という声が聞こえてきそうです。

私(荒木)の考える「ご縁像」というのはまさしくその通りで、生きている限りにおいて際限なく発生するものであり、かつ、過去、現在、未来において自分が巡り合う可能性のある人の数だけご縁のタネが存在するものと考えています。

もちろん、タネはタネのままであり、大きなインパクトをもたらすようなご縁ではないことも多々あります。

 

しかし、その一方でこのような言葉があります(このブログでも何度も使っていますが。)。

 

小才は縁に逢って縁に気づかず

 

中才は縁に逢って縁を活かさず

 

大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす

 

(徳川将軍家の兵法指南役であった柳生家家訓)

 

まさしくこの通りで、タネをタネのままで終わらせるのか、せっせと肥料をやって、水をやって収穫できるまで育て上げるのかは人それぞれの才覚にかかっているということです。

 

それで冒頭のメルマガの話に戻ってくるわけですが(笑)、私(荒木)が月1回のメルマガを書き始めて4年あまり、(失礼ながら)顔も覚えていなかった会社の社長様から突如、電話がかかってきて顧問になってほしい、と言われたこともありますし、出身の学校が同じ方に学校が同じことに気付いてもらい、会合に呼んで頂いたこともありますし、先日も4年以上もご無沙汰していた社長様から会社のご相談を頂いたようなこともあります。

これらは細々とではあるとしても、私(荒木)なりにご縁を絶やさぬよう育ててきたことの効果としての実例なのです。

 

このようなことを考えてみると、「ご縁」というものは、人生において大きなインパクトを与えるものだけではなく、そこかしこに無数に存在するものであって、その扱い方によって影響の大きさや方向性はいかようにでも変わる、と言っていいのではないでしょうか。

 

次回以降、ご縁をどのように紡いでいくべきか、ということに話を進めていきたいと思います。

 

 

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