投稿日:2020年07月31日

【札幌 弁護士コラム】弁護士の裏側(7):弁護士の嫌がることって?

おはようございます、荒木でございます。

 

今日は昼に顧問先様に知人のエンジニアをご紹介、その後M&Aのセミナーを受講、夜はロータリークラブの会合です。

 

さて、弁護士の裏側シリーズも今回で一旦閉幕とさせて頂こうと思います。

最終回は、「弁護士が嫌だと思うこと」という、これまたきわどいテーマで書かせて頂きます(汗)。

(今回の話も私(荒木)の独断と偏見によるものですので、話半分に読んでくださいませ。)

 

まず、最初に「時間がかかることが嫌い」。

基本的に弁護士は忙しく、常に時間に追われているのが当たり前です。

ですので、飛び込み営業が来て話を聞いてほしいとかいいうのはもっての外。

ラーメン屋に並ぶのも嫌いですし、役所や病院の窓口で待たせられるのも嫌ですし、飲食店の店員の手際が悪いのにもイラっとしたりします(繰り返しますがあくまで私見です。)。

これは業務においても同じことがいえ、同じ事務所の弁護士やスタッフに時間を取られたりするもの嫌ですし、あまつさえ、クライアントでも話の長い人やなかなか資料を出してこないような人にもイライラする傾向があります。

 

次に「自尊心を傷つけられることが嫌い」。

弁護士はご案内のように学歴が高く、難関試験を突破しており、自分で頭がいいと思っています(一般論です、一般論。)。

だからこそプライドが高く、ややもすると全能感の強い人も少なくありません。

そうであるからこそ、自分の価値観を否定されたり、外部的な価値観を持ち込まれそれを押し付けられたりすることに強い抵抗を感じます。

例えば「弁護士なんて大したことがない。」的なことを言われると猛烈に憤慨します。

そこまでいかなくとも、ある程度の特別扱いを受けるのが当たり前になっていたりしますので、そのような特別扱いがないと不満を覚える人も多いのではないでしょうか。

 

最後に「プライバシーをさらされるのが嫌い」。

これについては例外的な人も増えてきてはいますが、基本的には紛争の渦中に身を投じることが多い仕事ですので、反感を買ったりすることも少なくありません。

このため、家族を含めて危害を加えられることには敏感であり、プライバシーを守ろうとする意識が高い人が多いように思います。

今もなお、外から見た場合に弁護士が平板に見える理由はあまり自分をさらけ出そうという意識がないのが理由かも知れません。

プライバシーとは少し違うかも知れませんが、異業種交流会などに行っても、あまり全体の音頭を取るようなことは少なく、何かの話題が持ち上がってきたときに評論家的なコメントをするという人が多いのも通底する部分かもしれません。

そういったことで、最初からぐいぐいと距離を詰めてくるような人と対峙するようなことはあまり得意ではないと考えていいでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

あくまでもこれらは私(荒木)の個人的な感覚ですので、そうではない弁護士もたくさんいるはずです。

「全然そんなことないじゃないか。」とお思いになったとしたらご容赦下さいませ(汗)。

 

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