こんにちは、荒木でございます。
今日は実家から戻り、夕方から税理士の先生との会合です。
今回もプロフィールの続きです。
今回は業務に対する考え方を書きました。
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12.業務に対する姿勢
(1)分野
そんなわけで様々な役職を兼務しているため、何屋さんなのかよくわからない状態になりつつあります(笑)。そんなこともあってか、「荒木さんって何が得意分野なの?」と訊かれることも多くあります。
ここまでお読み頂いた方は、企業関係を中心にやっていることがお分かり頂けるかと思います。そうでなくとも名刺の取扱業務の一番上には「企業法務」と書いてあるのでわかってくれそうなものですが、どうもイマイチピンと来ない方が多いように見受けられます。その原因は何かと思いを巡らせるとすれば、札幌で企業法務専門でやっている弁護士が少ないことが大きいのではないかと思われます。「弁護士=法律の何でも屋」的なイメージが強く、私(荒木)がこれだけ企業法務、企業法務と言っていても離婚や交通事故などのご相談も一定数寄せられてきます(それはそれでありがたいお話なのですが。)。
現在のところは、企業関係を幅広く扱っているわけですが、ゆくゆくの構想としては、事務所の規模を拡大し、労務関係であれば労務関係で、M&A関係であればM&A関係で部署を作り、人を割り振って対応できる態勢を整えていきたいと考えています。企業法務といっても色々な切り口がありますが、最も得意とする業務は契約書は社内文書を作る業務になります。
(2)予防法務と戦略法務
もう1つの視点を挙げるとすれば、「予防法務」と「戦略法務」です。あれ、2つでしたね(笑)。「予防法務」というのは紛争が発生する前に予防するための法務対応、「戦略法務」というのは企業の成長戦略を支えるための法務対応、とでも定義できるかと思います。
予防法務の観点からすると、取引を行う前には必ず契約書(又はそれに準ずる書面)を作って、そのとおりに取引を進めましょう、ということが基本になります。また、労務の関係では、雇用契約や就業規則の整備はもちろんですが、実際の労務管理の運用もまた重要なことなってきます。そういったことに関して企業にアドバイスを行っています。
また、戦略法務に関しては、まだ数としては多くありませんが、M&Aの検討だったり、ベンチャーキャピタルからの出資を受けるなどの資本政策を一緒に考えさせて頂くなどの対応を行っています。
これらの予防法務や戦略法務は企業の発展においては欠かせないものといえますが、必ずしも重視されていないのが現状です。これらをどの企業も当たり前に実践するようになるようにすることが一つの目標になっています。
(3)紛争処理についての考え方
現在、法務に関するニーズとしては紛争処理が中心ではないでしょうか。すなわち、取引でもめた、従業員から訴えられた、といったような場合に弁護士を使うということが通常の感覚でしょう。
しかし、私(荒木)は、「紛争処理はただの過去の振り返り作業」と位置付けていますので、ある程度、通常の事件処理を行うのであれば、そう大差が発生することはなく、落ち着くべきところに落ち着くものである、というのが私(荒木)の感覚となっています。
このため、私(荒木)の発想としては、「何かが起こってしまったらある程度はやむを得ない、何かが起こる前の行動が全てである」と考えています。
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