こんにちは、荒木でございます。
今日は朝から作業に勤しんでおり、昼はロータリークラブの例会、夕方から法事のため実家に移動です。
ロータリークラブは今日から新年度となり、気持ちが改まる思いです。
さて、プロフィールの続きです。
今回は社外役員への就任のことについて書きました。
————————————————————————————–
10.社外役員就任
(1)土屋ホールディングス社外監査役
そうこうしているうちに、ひょんなことから株式会社土屋ホールディングスの社外監査役のお話を頂くこととなりました。こちらの会社をご存知ない方のために申し上げておくとすれば、こちらは札幌に本社を置くハウスメーカーで、2019年に創業50周年を迎えた会社です。2019年10月期では、売上高で約300億円、東証二部、札証に上場している会社です。
この件の発端といえるのは、私(荒木)が土屋ホールディングスの前身である、土屋ホームの創業者である土屋公三会長の経営者向けの塾である「人間社長塾」に入ったことでした。この塾は、もともとが土屋会長が現社長の土屋昌三社長に事業を引き継ぐにあたって講話を行おうとされたもので、第1期生は土屋社長の他に公募から選ばれた錚々たる企業の若手経営者が名を連ねていたものでした。本来は1期のみで終了予定でしたが、リクエストが多く、翌年以降も開催され、結局第10期までを数えることとなりました(現在はこちらの形式のものは終了しています。)。私は、第6期生として参加したのですが、その中のとある懇親会において、先輩にあたる第3期生の知り合いの方から、「家族信託(相続対策)をしているのなら土屋さんとコラボしたらいいんじゃない?」といわれ、半ば強引に現土屋ホーム不動産の社長さんなどをご紹介頂いたのがきっかけでした。
つなぐ相続アドバイザーズとの関係では土屋ホームの不動産部門(当時)と業務提携をさせて頂き、度々、セミナー講師としてお招きを頂いたりしておりましたが、それほど多くのやりとりはない状態が続いていました。そんなある日、突然、事務所に土屋ホールディングスの現副社長からお電話を頂き、あれよあれよと社外監査役就任の話が進んでいきました。そして平成31年(2019年)1月に、株主総会でご選任頂き、社外監査役に就任することとなりました。
後日談ではありますが、前任の社外監査役の弁護士の先生が(明確に決まっているわけではないかと思いますが)役員定年的な年代となられ、後任を探されていたということのようです。そこで前任の先生が「弁護士を選ぶなら若い人を選んだほうがいいのではないか。」と発言されたことから私のほうに話が来た、というのが実情だそうです(具体的に私を推薦して頂いたわけではありません。)。
そう考えてみると、なかなかに不思議な経緯であったようにも思えます。
(2)エコミック社外取締役
また、翌年である令和2年(2020年)6月には株式会社エコミックの社外取締役(監査等委員)に就任しました。
こちらの会社についても少し解説しますと、キャリアバンク株式会社の子会社で給与計算・年末調整のアウトソーシングを受けている会社です。前期(2020年3月期)の売上げが約13億円ですが、札証アンビシャスに加え令和2年4月にはJASDAQにも重複上場を果たしました(それにしてもコロナど真ん中のなかなかの時期です(汗)。)。
こちらの件についても、話はだいぶ前にさかのぼります。私(荒木)は前述のように、北海道に地縁血縁ほぼゼロの状態で札幌に来たわけですので、何らかのつながりを持っていなければ仕事などできるはずもないと思っていました。そこで札幌にきたての頃にはありとあらゆるといっていいほど多くの会合に顔を出してきました。その中の1つに大学のOB会である如水会(札幌支部)がありました。こちらには多くの立派な経営者の方も所属され、同窓ならではの忌憚のない情報交換がなされる場ができていました。
そんなわけで如水会に通うようになり、エコミックの熊谷浩二社長と知り合ったのが7年少々前ではなかったかと思います。本当にフランクな人柄の方で、ちょくちょく飲みに行って頂くようになりました。社外役員の話にしても、平成31年の冬頃、熊谷社長と飲んでいた時に「青島行ってみたいっす!」(※青島にはエコミックの子会社があります。)というノリと勢いでお願いをしたところ、ご快諾を頂き(本気で来ると思っていなかったのでしょう(笑)。)、本当に5月に1泊2日の弾丸ツアーで(!)青島を訪問しました(今考えるとお忙しいところ、無理を申したと反省しています。)。そんなノリでしたが、その6月の総会前に「補欠役員として名前だけ貸してくれる?」と軽いノリで(?)補欠役員のポストを頂きました。そして、コンプライアンス強化の要請もあって、翌令和2年6月の株主総会で正式な社外取締役に繰り上げて頂きました。
(3)まとめ
そんなわけで現在(令和2年7月現在)、2社の上場会社の社外役員を務めているわけですが、結果的には37歳にして創業メンバーでもなく上場会社の役員を2社務めるというそれなりのレアキャラとなっています。これは何も私(荒木)の能力がズバ抜けているとか、弁護士としての知識が熟達しているとか、仁徳が劉備玄徳並みだとか、そういう話ではありません。たまたまに過ぎないんです(笑)。
しかしながら、本当に故なきことかというとそうでもありません。理由があるとしたら私(荒木)が「ご縁を大切にしようとする思いだけはあった」ということなのでしょう。ブログでも柳生家家訓の「大才、中才、小才」の話をよく書いていますが、ご縁を大切にするということはこのような意外な結果、成果をもたらしてくれるものということを知りました。
そんなわけで長々と書いてきましたが、ひとことでいうなれば「ご縁があって2社の社外役員をやらせて頂いています。」という話でした。
————————————————————————————–
☆本ブログへの感想をお寄せください!
いつも本ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
・ためになったこと、参考になったこと
・読んでみてやってみようと思ったこと
・行動を変えるヒントになったこと
・ひとに教えてみたいと思ったこと
などなど、読んで頂いて感じたことを筆者(荒木)宛に是非お寄せください。
<感想のお送り先>
・アンサーズ法律事務所のFBページのコメント欄
https://www.facebook.com/answerzlaw/
・アンサーズ法律事務所のTwitterのコメント欄
https://twitter.com/answerz_law
・アンサーズ法律事務所の公式ページのお問い合わせフォーム
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/inquiry/
以上のいずれでも結構です。
皆様の声をお待ちしております!
————————————————————————————–