投稿日:2020年06月27日

【札幌 弁護士コラム】閑話休題:荒木の詳細プロフィール④

こんばんは、荒木でございます。

 

今週は、出張があったり、株主総会があったりと立て込んでいた関係で、コラムの投稿が若干滞ったおりました(汗)。

すこしペースを上げて投稿して参りたいと思います。

 

そんなわけでプロフィールの続きをどうぞ。

 

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5.司法修習生時代

さて、そんなわけで司法試験に合格したわけなのですが、それですぐに弁護士になれるわけではありません。司法修習生というものを1年間やって、最後の試験(通称:二回試験)に合格しなければなりません。当時の司法修習というのは、実務修習といって全国各地の裁判所に派遣されて10か月間を過ごし、最後の2か月を埼玉にある司法研修所というところで過ごすことになっていました。

話を少し端折りましたが、司法試験の合格発表前に就職活動をしており、その年の7月には森・濱田松本法律事務所に内定をもらっており、司法修習が終わったらそこに就職することが決まっていました。その関係でいえば、司法修習生になってから就職活動をするような人であれば、就職希望地に是非とも配属されたいところですが、私(荒木)のように内定をもらっている人にとっては、必ずしも地域にこだわることがなく、むしろ、行ったことのないところに(ある意味で旅行気分で)行ってみたいというのが本音のところでしょう。その関係で、毎年、東京や大阪といった就職先として人気の都市部を除いては、札幌、福岡、沖縄といった観光で行ってみたいような地域が人気となっています。

かく言う私(荒木)も「折角だから二度と住むことのないところに行こう。」と考えており、かつ競馬が好きであったため(!)、札幌を第一希望で選択することとしました。すると、あっさりと第一希望が通り、札幌に行くこととなりました。考えてみるとこれもご縁だったのでしょうね。

そして、札幌に移住することとなり、司法修習が開始されました。司法修習は11月の下旬からでしたので、寒いのはもちろんのことでしたが、住んでみるとこれが「住めば都」状態。寒さにもすぐに馴染んでしまいました。

札幌に来てから覚えたのがスキー。ほぼ全く滑れない状態からでしたが、週2ペースでスキー場に通ったところ、シーズンが終わるころにはそれなりのレベルまで到達することができました。5時に修習が終わってからナイターに行くなど、当時はずいぶんと体力があったことが思い起されます。

あと、春になったころ、ロードバイクを購入してサイクリングも始めました。週末は道内各地を旅しながらサイクリングと優雅な生活をしていたものです。

そして覚えてしまったのがすすきのの楽しさ(笑)。考えてみれば、それまで約5年にわたって勉強しかしておらず(これ、本当なんです。)、収入もなかった状態から、勉強をしなくてよくなり(まぁ司法修習における実務の勉強はありますが)、国家公務員としての扱いを受け、それなりの給料を頂けることになったわけですので、それもやむなしというところもありました。特に、私(荒木)が配属された班のメンバーのはっちゃけっぷりが激しく、だいぶハメを外した思い出があります(というかそんな思いでばかりです(汗)。)。

しかし、このような体験をしたことは実は非常に貴重なことであったと評価しています。それというのも、仮にいくら大所高所から物を言う立場に立ったとしても、現実の実体験がなければ多くのことは語れないわけであり、様々な立場にある人の身になって考えることができるようになるためには、多様な体験が必要不可欠と考えられるからです。勉強ばかりの生活から、スポーツやすすきのに一気に振れるような経験も今となっては実務における大きな意味を持っているような感じています。

そんなわけでろくに勉強をしない1年間を過ごしていたおかげで、札幌を出て司法研修所に入ったときにはなかなかヤバい成績に(滝汗)。試験が何度かあったのですが、AからE(Fだったか?)で評価され、Dがギリギリセーフ(合格)の成績だったのですが、Dばっかりを取っていたため、最後の二回試験直前まで冷や汗をかいた覚えがあります。

二回試験は何とか合格したため、晴れて弁護士資格を得て、翌年の初めから森・濱田松本法律事務所に入所することとなりました。

 

(続く)

 

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