投稿日:2020年06月27日

【札幌 弁護士コラム】閑話休題:荒木の詳細プロフィール③

こんにちは、荒木でございます。

 

既報のとおり昨日、株式会社エコミックの株主総会において社外取締役(監査等委員)に就任しました。

まだまだこれからコンプライアンスや開示に関する知識を身に付けて行かなければ、と思っていますが、新しい仕事ができることをとても楽しみにしております。

 

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そんなわけで自己紹介の続きです。

 

(4)司法試験受験

外部の方から見ると、法科大学院というと法律の勉強をするわけで、その勉強をしていると司法試験も合格できるように思われますが、実態はそんなことはありません。法科大学院では、司法試験とは若干(というかかなり)切り離されたような勉強をすることになっていたため、司法試験の勉強自体は自学自習をするよりありませんでした。このため、法科大学院の授業の予習復習に加えて司法試験対策を並行してやっていたわけです。

法科大学院の卒業が3月で、司法試験が5月だったため、実質的に司法試験の勉強に集中していたのは2か月程度のものだったと思いますが、この頃もやはり1日12時間から13時間程度は勉強していたのではなかったでしょうか。新司法試験は、私(荒木)が受けたのが第3期ということで過去問が少なく、出題の内容もかなりの長文の記述を求める問題であったため、なかなか自分の順位などがつかめず、対策のしにくい試験でした。試験直前に彼女にフラれたりなどありましたが(涙)、試験までには概ね順調な仕上がりになってきていました。

ところが、試験3日目の前日、寒気を覚えたため病院へ。薬を出してもらってゆっくり休めばいいかと思っていたところ、当日、暑くてたまらず目が覚め、熱を測ってみると何と39度超えの高熱(!)。慌てて近くの救急病院に電話しました。私(荒木)の予想では、病院に行って点滴でもしてくれるのだろうと思っていたところ、電話口のお医者さんは、何と「薬をもらっているのだったら決められた量の倍の量を飲んでみて下さい。」と(!!)。本当に大丈夫かなぁ、と思いつつ倍の量を飲んで寝てみると、2時間後くらいには37度台まで熱が低下。何とかかんとか私見を受験することができました。それでもさすがに39度の時には諦めムードも入っており、親に電話して「駄目だったらもう1年だけ受験をやらせてくれ。」と頼み込みました。

そんなことがありましたが、司法試験は無事に合格。3日目の民事系の得点はなぜか全科目の中で一番できていたというおまけ付きでした(笑)。

合格できたことはもちろん結果として良かったのですが、それ以上にそれまで数年間にわたってプライベートを全て勉強にささげてきたことが報われた体験というのは、非常に大きな財産になっているものといえます。弁護士というと「頭がいい」とか「知識がある」という点を評価されがちですが、誰しも相当な量の勉強をしており、それを結果に結びつけられたという成功体験を持っていることももっと評価されていいのではないかと思います。ついでに私(荒木)の場合には39度の熱を出しても心折れなかったところも評価して頂けないかと厚かましいことを思っています(笑)。

(続く)

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