こんばんは、荒木でございます。
今日は朝から苫小牧のお客様のところを訪問。
大型のご契約を頂く流れとなりました。
さて、昨日は東大法科大学院→大企業の仕事ばかりの四大法律事務所→シバかれた話(笑)までお話しましたが、予防法務の具体的な中身に入っていきます。
「予防」とだけ言うと、何を防ぐ話であるのか、その対象の問題が必ずあります。
会社の存続を左右するような問題を防ぐのか、会社に損害を与える問題を防ぐのか、とにかく何らかのもめ事を防ぐのか、そもそももめ事のタネも防ぐのか、レベル感は色々とあろうかと思います。
それは会社それぞれのステージによるでしょうし、会社それぞれが守りたいもの、ということによるかも知れません。
しかし、語弊を恐れずに述べるとするのであれば、企業が発展を志向していることを前提とすれば、「予期せぬ紛争」というのはあってはならないことであり、経営者の想像力の欠如ではないかと思います。
それというのも、経営には不確定要素が存在するのはもちろんのことであり、不確定要素を語らずして経営を語れないのはもちろんです。
その中で、不確定要素を想定していない、ということは企業にとって致命傷になりうることであり、経営者という存在であればあってはならいことだ、と思っています。
但し、不確定要素を全て想定して経営を行うことは並大抵のことではないことも理解しているつもりではあります。
しかし、あまりにも備えの足りない経営を行っている経営者も少なからずいらっしゃる、というのが私(荒木)の実感でもあります。
私自身この課題に取り組んでいきたいからこそ、予防法務にこだわる、という道を選んだのかも知れません。
これを実践するために、契約書の大切さを知って頂こうと思い、契約書のレビューフィーは、わかる方にはわかる、涙の出るような価格設定をしています。
まるで利益の出ない、いわば「ぴえん」価格です(笑)。
<アンサーズ法律事務所 契約書対応>
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/news_blog_all/post-2991/
通常、交渉案件になれば10万円以上の報酬を頂けるところ、安値では1万円ちょっとでお受けしている、というのはひとえに正しい契約書の役割や効果を多くの企業に知って頂きたいという想い1つでやっていることなのです。
もちろん、これを安いと思っているのは私(荒木)の独断ですし、万人が万人、価値のあるものと信じて頂けると思っているものでもありません。
しかしながら、例えばこの契約書レビュー1つで1つの紛争が回避できるとしたらどれだけ利回りのいい投資でしょうか。
紛争が起こった場合の弁護士費用、紛争対策準備のための社長、役員、従業員の時間、社長の精神的負担などを考えた場合、それがたったの1万円ちょっとで回避できるとしたらどれだけ効率がいいと思いますか?
1件の契約書だけで効果を実感することはないでしょうが、これが10件、100件と積み重なっていくと、明らかに企業の経営の質の違いを感じて頂けることは間違いありません。
例えて言うなれば、ジムでやる筋トレのようなものかもしれません。
そうした1つ1つの積み重ねが企業にとってプラスになるのである、ということをお伝えしたいというのが予防法務を志向している一番の理由だと考えています。
明日以降は、予防法務の中心を占める契約書の話をしてみたいと思います。