こんばんは、荒木でございます。
今日は、朝から公式HPの新コーナー作成、記事の編集等の作業、午後にはつなぐ相続アドバイザーズのweb会議、お客様の声の募集の対応といったような内政の1日でした。
さて、昨日の続きです。
なぜ私(荒木)が予防法務、予防法務と言い始めたか、というお話。
遡ることかれこれ15年ほど前。
私(荒木)は、何だかんだ色々あって、東大の法科大学院に入ったわけで、(当時は(汗))真面目に勉強していたのでうっかりとギリギリのところで成績優秀者賞なんかまで取ってしまったわけです。
今思えばこのころが人生の絶頂期だったのかも知れません(涙)。
そんなわけで弁護士になり、当時は入るのも難関であった、弁護士300人超を有する、いわゆる「四大法律事務所」と呼ばれていた法律事務所に入ったわけです。
そこで待ち受けていた案件というのが超高額案件ばかり。
最初に担当した案件のディールの額が270億円(!)であったというのはいまだによく覚えています。
このような案件を進めるにあたり求められるのは、突飛なアイデアでもなければ、取引の相手を言い負かすことでもなく、ただただ「平穏無事に取引を完結させること」でした。
この刷り込みが今もなお生き続けているからこそ、いまだに「予防法務」というものが染みついているように思います。
ちなみにその後の落ちこぼれっぷりは既述のとおりです(笑)。
<四大事務所で落ちこぼれだった僕(荒木)がV字回復を果たせた理由(ワケ)>
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/law_blog_all/post-4744/
<四大事務所で落ちこぼれだった僕(荒木)がV字回復を果たせた理由(ワケ)<分析編>>
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/law_blog_all/post-4749/
<四大事務所で落ちこぼれだった僕(荒木)がV字回復を果たせた理由(ワケ)<内面的変化編>>
https://feelist-srv.sakura.ne.jp/02_test_site/answerz_test/law_blog_all/post-4750/
そんなわけで、天下の四大事務所ではまるで役に立たなかったわけですが、私(荒木)自身はこのときに予防法務の考え方と、仕事に向き合う姿勢や仕事の細かさといったものを身に付けたわけです。
(雑な仕事をしているとすぐにシバかれていましたので…。)
当時の私(荒木)の仕事内容は置くにしても、当時のクライアントはどこも大企業ばかりであったわけで、(何も大企業ばかりがいいというわけではないですが)大企業になるためにはそれなりの緻密な仕事をつみかさねてきたわけであり、その中で予防法務は重要な役割を担ってきたはずだ、という認識もあったわけです。
このことはクライアントの企業に成長して頂くためにも、極めて重要な認識だと感じているところであり、四大法律事務所で直にクライアントに接していたからこその感覚ではないかと考えています。
そんなわけでなぜ私(荒木)が予防法務にこだわるかをおわかり頂けたと思いますので、明日は具体的な予防法務の中身に入っていきたいと思います。