こんばんは、荒木でございます。
今日は、朝からコンサル(受けるほう)、午後は顧問先様の個別案件の打合せでした。
このような時期だからこそじっくりと案件に取り組めており、充実した打合せになりました。
さて、最近、「荒木はどんな業務をやっているかよくわからん!」というご意見を頂きましたのでしばらくそのあたりの話をしていきたいと思います。
ついでにですが、アンサーズ法律事務所のFBページだとどうもたどり着きにくいようですので、しばらくFBの個人ページでもシェアしていきたいと思います。
ということで、いきなりズバッと行きますが、私(荒木)の得意としている業務分野というのは「予防法務」なんです!!
…はい。
大量の「?」マークが見えますね。笑
それもそのはず、ア○ィーレのページを見ても、ベ○ーベストのページを見ても、平○剛のページを見ても「予防法務」なんて言葉は書いてないですからね(多分)。
大抵は「交通事故」とか、「離婚」とか、「相続」とか、ちょっと珍しくて「企業法務」とか、そんな話でしょう。
まぁなかなかにニッチな仕事をしているとお考え下さい。笑
「予防法務」とは何か、というと、お医者さんでいうと予防医学、歯医者さんでいうと予防歯科みたいな話です。
…まだわかりにくいですね。
みなさんが弁護士という肩書きを見るとよく想像されるのが、裁判所で法廷に立つ姿ではないでしょうか。
よくドラマなんかで「異義あり!!」と叫んでいたり、見たこともない証拠を突然出してきたり、傍聴席に座っている人をいきなり証人で出してみたりするアレです(実際には無理なことも色々あります。)。
世の中の8割や9割の人の弁護士に対するイメージはそんな感じなのではないでしょうか。
しかし、弁護士って裁判所で何をしているのか、って説明できますか?
実はこれが正確に説明できる人はあまり多くないんじゃないかと思っています。
他のところで何度も説明はしているつもりではありますが、ごく簡単に述べましょう。
「過去の振り返り作業をしている」というのが私(荒木)の結論です。
色々な角度からの説明が可能かと思いますが、例えば、訴訟で裁判所に提出される書類を例に挙げるとすれば、訴状、準備書面、証拠が主たる書類になります。
これに何が書かれているか、ということですが、訴状と準備書面には双方が認識している過去の事実が、証拠にはその事実を裏付ける内容が書かれています。
要は、事業計画書のように今後の計画なんかは一切書かれていないわけです。
そんな「過去の振り返り作業」って皆さん、楽しいと思いますか?
…というのが私(荒木)の発想なわけです。
え?で、予防法務って何なのか、って?
一言でいうなれば「これから起こるかもしれない法的リスクに備えた、法律的な準備をすること」とでも言えるのではないでしょうか。
例えば、これから取引を開始する相手との契約書を作ることもそうですし、そもそも取引のスキームを考えることもそうですし、紛争が起こるかもしれない労働問題の芽を摘んでおくようなこともそれにあたります。
そのようなことがどう意味を持つのか、明日以降続けたいと思います。