おはようございます、荒木でございます。
昨日は朝からwebサイト強化のため、
ライティングをお願いする方とのweb会議、
アルコール除菌剤の調達、自宅作業のための
オフィスチェアの選定など。
テレワークの一斉開始でオフィスチェアも
品薄になっていることを知りました。
さて、このコロナで停滞している世間を
見ていますと、さながら不良馬場での
競馬を見ているようにも思われてきます。
競馬に詳しくない方はあまりイメージ
できないかもしれませんが、
不良馬場というのは、レースの当日や
前日などに大雨が降ることによって、
馬場(コース)が水浸しになって
馬が走りにくくなった状態をいいます。
このような状態になると、当然、
馬は速く走れなくなりますし、
騎手も嫌がるような状態になります。
あまりにひどい状態だと、時には
このような事態にもなってしまいます。
<2015年7月6日大井競馬第6R>
https://www.youtube.com/watch?v=OJQ4YwlOyKQ
これはとりわけひどいレースで、
残念ながら1頭が予後不良(死亡)に
なってしまったという
痛ましいレースです。
現在の経済情勢はこれに等しいような状態に
なっているのではないでしょうか。
それというのも、
経済の全体的な停滞
=全体に時計のかかる馬場状態、
倒産する企業の発生
=競争中止する馬の発生、
企業成長への意欲減退
=追っても加速しない馬、
といったアナロジーが見られます。
しかし、ここで見落としては
いけないのが、「ゴール時点での
着差は極めて大きくなっている」、
ということです。
(動画では全部見られませんが、
ゴール前の映像で大差がついているのが
お分りになると思います。)
このようにいくら経済が全体に沈んでも、
脱落する企業が多数出てきたとしても、
やることをやっている企業は
悪い状況なりに伸びてきているのです。
その結果として他が脱落していくことで、
最終的には大差の勝利を実現する
ことができるといえます。
周囲がどんな状況であろうと
自らがやるべきことを見据え、
それを愚直に実行する。
このことに勝ることはありません。
そして、「やるべきこと」とは何か、
という視点に立った場合、BCP
(事業継続計画)に思いを致さざるを
得ません。
これは日々の財務体質の改善、
コンプライアンス体制の確立など、
地道な努力によってしか実現できない
ものであるといえます。
その意味で日々の法務対応の体制確立と
いった視点も忘れてはならないもの
であるといえます。