こんばんは、荒木でございます。
今日は、事務所内のITツールの選定、
インターネットバンキングの調整、
メルマガ編集、夜は久々に友人と
話す機会(web会議)と、第二領域満載の
一日でした。
大きな状況変化にして、時間の有効活用が
徐々にできてきた実感があります。
さて、個人による情報発信が重要に
なってくるということは今日の
第1通目の(笑)ブログでも書きましたが、
情報発信によって他者の信頼を得るという
ことは本当に難しいことだと思います。
それというのも自分を必要以上に
大きく見せようとすると反感を買いますし、
自分を卑下すると取るに足りないものと
思われてしまうからです。
その中で、今日の夜、たまたまつけていた
テレビでビジネスで成功した(とされる)
某芸能人の特集をやっていました。
私(荒木)はこの芸能人がやっていることは
ビジネス的にそれほどは間違っているとは
思いませんでしたが、どうも好きになれない
という思いがぬぐい切れませんでした。
その理由を考え続けていると1つのことに
気付きました。
「この芸能人は自分の弱さを見せることを
恐れている」
ということでした。
番組の構成もあるのでしょうが、
この芸能人は若くして芸能人としての
一定の成功を収めたものの、その生活に
違和感を感じて実業家に転向。
実業家として成功して、今の夢は
もとあった芸能界のポジションに
戻りたい、といったものでした。
何も考えずに観ていれば、特に
疑問もわかないのでしょうが、
私(荒木)の目はそれほど甘いものでは
ありませんでした。笑
芸能人なら芸能人として、
実業家なら実業家として、
目標なり、夢なり、ありたい姿なりが
あるはずですが、まずはそれが見て
取れません。
そこで持ち上げられるのが、
年収○億円という話。
まったく夢との関連性が見えません。
まぁそれはそれでまだ方向性が
定まっていないというのであれば
仕方がないのですが、
極めて大きい問題が
(私には関係ないですが)、
「悩みや弱みを見せない」
ということです。
これがなぜ問題なのか。
それは、本当の意味での困難に
直面したときに正面突破できる
態勢が作れないことにあります。
すなわち、さらに分解するとすれば
外面的に問題に直面したと
認められない状況を作ってしまっており、
隠ぺい体質になってしまうことで、
問題の解決に着手できないものと
なってしまう恐れがあるということです。
もう1つが、困難を自力で解決した
経験に乏しく、問題を正面から突破
できないことがいつしか顕在化する
という問題があることです。
特にこの芸能人に個人的な禍根がある
わけではないですが、このような分析を
通すとどうも不安定さを感じざるを
得ません。
今やっている事業が下火になって数年後、
○億円といった借金が焦げ付いて
週刊誌に書かれる姿が目に浮かんで
しまいます。
もちろん、いい意味でこれを裏切って
いくようであれば私(荒木)に
何も語るものはありません。
とはいいつつも、
調子が良くて調子に乗る人間、
調子が良くても常に頭を垂れる人間、
どちらがうまく行きやすいか、
自明な気がしてなりません。