こんばんは、荒木でございます。
今日は、顧問先様からのご相談が
1件あったのみでその他は事務所で
作業を進めておりました。
新型コロナウイルス発生以後、
ちょくちょくこのような日が
ありますが、バランス的には
これくらいがちょうどいいのかも
知れません。
(普段、フラフラと外に出過ぎ、
ということです。笑)
さて、物事を進めるにあたって必須な
ことは色々とありますが、リスク回避に
必要なものといえばコンティンジェンシー
プランが重要な位置を占めるのでは
ないでしょうか。
<コンティンジェンシープランとは>
(Wikipediaより引用)
日本語訳すれば「緊急時対応計画」という
言葉になるようですが、「緊急」でないに
しても、何事においても
これは必須であると考えられます。
例えば、訴訟問題などはこの格好の例。
勝てると思って起こした訴訟が
勝てなかった場合にどうするか、
という問題は頻繁に起こります。
そして実際に勝てると思っていたのが
ひっくり返される、とったことは
しばしば起こり得ることです。
そもそも、訴訟になるような案件と
いうのは当事者の認識の相違がある
ことが前提となっているのであり、
結論が分かれうることは必ず想定
しなければならないことです。
その前提を踏まえた上で、
予想外の局面に至ってから善後策を
考えるのと、予めあてが外れた場合を
想定して事を進めるのとでは
ダメージが大きく異なります。
場合によっては再起不能になることも
ありうるのですから、全く想定しない
ということはあってはならない
ことなはずです。
さらに敷衍して述べるならば、
このようなことは日常的な行動にも
当てはまります。
「アポの電話を入れるつもりだが、
相手が不在だったらどうするか」
とか、
「契約の見積りを出すつもりだが、
高いといわれたらどうするか」
とか、
「仕事のミスを謝罪しようと思うが、
相手がそれでもカンカンだったら
どうするか」
とか、
「ラーメンを食べに行こうと思うが、
休みだったらどうするか」(?)
とか。
ありとあらゆる場面で思い通りに
なった場合とそうでない場合がある
わけで、思い通りにならなかった
場合をどれだけ意識しているか、
ということが行動の安定性に
つながってくるわけです。
常日頃から思い通りにならなかった
場合を想定して行動している人は、
結果的に仕事が早いですし、
他者からの信頼を獲得することに
なってきます。
どれほどまでに想定外を想定するか。
日常におけるコンティンジェンシー
プランの設計の重要さはかなりの
ものと思われますが、いかがでしょうか。