投稿日:2020年02月21日

【札幌 弁護士コラム】努力と根性を使わない仕組みを作る

こんにちは、荒木でございます。

 

今日は京都出張です。

日曜日の夜まで京都にいることに

なっています。

 

さて、ダイヤモンドプリンセス号の

ニュースにもあったようですが、

日本人の気質として

「努力根性論」

が未だに強く存在します。

かく言う私は、どちらかというと

この努力根性論に肯定的な立場

なのですが、現代的にはやはり

衰退している感がぬぐい切れません。

 

ただやはり、努力と根性だけで

竹槍を持ってB29は撃墜できない

わけなので、しかるべき備えは

しておかなければならないわけです。

 

その1つが仕組み作りです。

 

努力と根性だけではやはり、

気持ちが落ち込むことがあったり、

体力的にキツい時があったりと、

安定的に力を発揮することは

難しいものといえます。

そのために、

物事を標準化して誰でもできるように

しておく、

ルーティーンを決めて無意識的に

行動できるようにしておく、

気持ちや体力が落ちたときの

善後策としての対策を決めておく、

等の仕組みを作っておくわけです。

 

ただ、注意を要するのは、

仕組みを作るということは

それなりの時間と労力を要する

ことであり、放っておいて

自然にできることでは

ありません。

仕組みを作る際には、やはり、

一定の努力と根性を要する

ことは否定できません。

その部分はどうしても

多少の無理をしてやり切らなければ

ならないものであるといえます。

 

一方でその仕組みさえ作り

切ってしまえば、基本的には

そこに楽な流れができることに

なります。

楽な流れができれば永続的に

そのメリットを享受できるように

なることになります。

 

努力と根性を使わないために

一瞬だけ努力と根性を使う。

それで仕組みを作る。

 

そのような意識をもって事に

臨めば徐々に楽な世界が広がって

くるのではないでしょうか。