投稿日:2019年12月15日

【札幌 弁護士コラム】まずやるべきは「やめる筋」「卒業する筋」「捨てる筋」の筋トレである

昨日は、勉強会でご一緒させて

いただいている株式会社surgingの

中田雅之さんと食事させていただきました。

中田さんはコンサル業をされている方ですが、

本当に必要な業務に全力を投入される

姿勢に感銘を受けました。

 

そのことを思うと、普段いかに日常的に

無駄な時間の使い方が多いか、

ということに思いを致さざるをえなくなります。

すなわち、やめるべきものを止め、

終わらせるべきものを終わらせる

ということができないのが人の性です。

これが多くの時間を浪費し、

結果的に思う結果が出なくなる元凶と

なっていると考えられます。

 

例えば、さして意味のない飲み会なのに

二次会も三次会も付き合うこと、

あまり得るものがない会合にいつまでも

顔を出し続けていること、

買う気もない営業電話にながなかと

付き合ってしまうこと。

このような経験はどなたにもあるでしょう。

特に意識をしていなければこのようなことが

多々起こり得るわけです。

 

ミクロの視点で見るとすれば、その時々は

時間の余裕があるように思うかも

しれませんが、人生単位の目標設定した

場合には、大抵の場合、時間がいくらあっても

足りないと言う事態が生じます。

これは特別高い目標を掲げたから

このような事態が発生するわけではなく、

それなりの目標を掲げれば大量の時間を

投入しないとこと足りないという事態は

すぐ起こり得るわけで、

要は本気で目標を達成しようとする

思いがあるかどうかによるわけです。

 

このような事態に対処するためには、

やめる筋、

卒業する筋、

捨てる筋、

といったものが必要になります。

 

それというのも人の行動原理は大半が

惰性によるもので、昨日のことを今日もやり、

今日のことを明日もやるというのが

楽に感じるからです。

 

そうだとすると

何かを辞める、

何かを卒業する、

何かを捨てる

といった行為には一定の精神的負荷がかかります。

 

この負荷に耐えなければ実行に至らないわけですが、

やめること、

卒業すること、

捨てること

について修行をして、その筋力を鍛えていなければ

負荷に耐えられないことになってしまいます。

 

かく言う私も既に来年2つの会合等を

卒業する決意を固めています。

これについては若干の寂しい思いも

ありますが、決してネガティブな感情ではなく、

前向きな思いで決めたことです。

 

これによって空いた時間には、卒業した

ものよりも更に良質のコンテンツが

流入してくるものと思っていますし、

逆に言えばそれだけ価値のあるものを

探そうとする意欲が湧いてくるわけです。

 

何かを捨てなければ、新しいものは得られない。

 

そう考えることによって、現状の不満を

解消できる糸口が見つかり、変化の端緒が

得られるのではないでしょうか。

 

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日時   :2019年12月23日 17:30-19:30
場所   :札幌市中央区北2条西10丁目2番地7 Wall地下セミナールーム
参加費  :5000円(懇親会費は別途4000円程度)
申込方法  :(1)Googleフォームから申込み  http://u0u1.net/4hEV
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