投稿日:2019年09月27日

【札幌 弁護士コラム】アンチテーゼ考:人の考え方をいかに受け入れているか

昨日は東京出張で外国人在留資格業務について学んできました。

まだまだプレーヤーが少ないとされているこの業務ですが、本年4月の入管法改正以来、関連法整備も進んできており、本格的な外国人労働者の受け入れの時代の様相を呈し始めております。

外国人雇用に関してのご相談は当事務所までお気軽に。

 

さて、昨日はフリーランスのコンサルタントとして活躍されている方と夕食をご一緒させて頂きました。

この方は私(荒木)と同い年であり、某大手広告代理店の出身で、独立して間もない方ですが、既に多くの仕事の引き合いを持っている売れっ子です。

しかし、いくら高額の仕事がきても「自分の信念に合わない仕事はしない」という強い意志をお持ちで、いくつも仕事を断ってこられた話などを聞きました。

それだけにご自身の仕事のクウォリティについては強いこだわりをお持ちで、人に仕事を任せるようなことはあまり考えていないそうです。

 

このようなお話を聞きながら、自分の仕事に対する考え方とを比較していましたが、かなりの隔たりがあるように思いました。

私の目標とするところは北海道経済への貢献にありますが、このためには事務所の規模感を出すとともに、一定の範囲において法律事務所の枠を超えていくようなことが必要であると考えています。

それからすると、この方のような職人肌の考え方にはいい意味での違和感が感じられ、新鮮さを覚えました。

 

これはもちろん否定的なニュアンスで述べているものではありません。

むしろ、様々な考え方の人に触れることにより、思考が深まっていくものですので、違う考え方の方と積極的に触れ合っていくことは、いかなる目標を設定していたとしても必須のことだと考えています。

 

違った人の考え方をいかに取り入れるか、というところについてもコツやノウハウがあるものです。

時には、人の考え方をいかに受けて入れているか、ということを自省してみることも大切なことではないでしょうか。