投稿日:2019年05月30日

【札幌 弁護士コラム】「居心地の悪い場所に身を置く」ということ

今しがた東京から戻ってきました。

東京に来たときには、東京の経営者の集まりに出たり、ご縁をつなぐために人に会ったりするということをよく行っています。

そのような中には、上場企業の社長さんや、官僚OBの方など、普段はお会いできないし、自分から動かなければ一生合えないような方ともお会いすることがあります。

 

それに引き換え私(荒木)は、いち地方の個人事業主としての弁護士ですし、短期的に見るとこのような方々に価値を提供するという事は容易ではありません。

それにもかかわらず、私(荒木)のためにお時間を割いて、会ってくださっていると思うとめちゃくちゃ居心地が悪いのです。

ここでいう「居心地が悪い」というのは一緒にいるのが苦痛だとか不快だとかいう意味ではなく、自分の小ささが恥ずかしくなる、大変に恐縮してしまう、といった感覚に近いでしょうか。

 

このことはあくまでも私自身の思い込みではありますし、実際にお会いいただく方は好意的に接してくださっているわけですし(嫌な気持ちがあるのであれば単に断られるまでです。)、考え方によっては気にする必要は無いのかもしれません。

しかし、この「居心地が悪い」という感覚というのは大事にしなければならないと思っています。

それというのも、居心地の悪さの根源は、自分が目指している方向性に対して、まだまだ足りないという感情の表れなのであり、この感情がもたらすエネルギーは自らを改善するための大きな推進力となるからです。

 

逆に、いつも一緒にいる仲間と飲んだり話したりしていれば、その瞬間は確かに居心地が良いでしょう。

しかし、そのような居心地の良い場所にばかり身をおいていると、向上心は湧いてきませんし、自らを変えようともしなくなってしまうものです。

更に、一緒にいる仲間がともに向上していこうという考えを持っていればいいのかも知れませんが、そうでもないのであれば、知らず知らずのうちに仲間全体が人格的、経済的に沈んで行ってしまうというリスクすらあります。

 

このように、意識的に「居心地の悪い場に自分の身を置く」、ということも自分を変えるという意味においては重要なことではないでしょうか。

 

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